砂糖より300倍甘い | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

こんにちは、セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。



私は、日頃から砂糖はもちろん、その他の甘味料も出来るだけ避けています。

甘味料はいくらGI値が低いものであっても、やはり血糖値を上げ下げさせますし(←疲労感の原因)、インシュリンというホルモンも沢山発生させてしまう原因でもあります。

インシュリンを大量に出したり、頻繁に出したりすることによって、糖尿病になりやすくなるのはもちろんですが、それ以外にも、これはホルモンバランスを崩す原因にもなります。(特に女性の方!)

現在の女性生殖器官系のトラブルは、この過剰な量のインシュリンによって、ホルモンバランスが正常でなくなった結果である、と私の自然治療師の先生はおっしゃっていました。(もちろん、これ以外にも、環境ホルモンとか、化学製品とか、ストレスとか、いろいろと要素はあるのでしょうが…)


今日は、糖分ではないけど、砂糖よりも甘い自然なものをご紹介~

糖分ではないので、インシュリンも過剰に出ませんし、その為、血糖値にも影響はありません。




ステビアという植物です。

 $幸せなマタニティー&バースをお手伝い-stevia

もともとは、南アメリカのパラグアイが原産国でしたが、今では世界のあちこちで栽培されています。


「ステビア」、と聞くと、既に加工食品になった、真っ白なステビアパウダーとか、ステビアシロップみたいなのを想像してしまいがちですが、あれば加工食品です。

漂白加工はもちろん、無臭加工や、賞味期限を長くする為のその他いろいろな加工が施され、もともとステビアが持っているビタミンやミネラルを全て取り除いて出来上がった立派な加工食品です。

白砂糖と同じですね。

サトウキビ自体は体に悪くは無いのですが、あらゆる加工によって、ミネラル&ビタミンを全て取り除いて出来上がった白砂糖(加工食品)は、毒そのもの!


加工食品になった真っ白のステビアは、スポーツドリンクや、ガムによく使われていますね。


私は、この真っ白に精製加工されたステビアは、絶対にお勧めしません!!!(それが使われたものも。)精製されて白砂糖のように、ビタミン、ミネラル等が全てなくなっていますし、白砂糖のように、体に害を与える可能性がある、と言われています。


私が使っているステビアパウダーは、ステビア植物の葉っぱを乾燥させ、それを粉末にしただけのもの。漂白加工もしないので、緑色の抹茶の粉のようなものです。香りも、味も、葉。なんとなく、抹茶に似ています。(でもとにかく甘い!)


ステビアは、砂糖の200~300倍の甘さだと言われています。(多分、加工されたステビアが300倍だと思います。加工されてないステビアは加工されているステビアに比べ、甘さはマイルドなほうです。が、それでも非常に甘いですが。)

でもって、糖分はゼロ!


加工されていないステビアグリーンパウダーはアルカリ性なので、体のpHレベルをややアアルカリ性へ持って行きたい方にもいいですね。

ちなみに、加工された真っ白なステビアパウダーは体のpHレベルを酸性に持っていきます。(白砂糖と同じですね。)

余談ですが、体のpHレベルが酸性であればあるほど、病気になりやすくなります。
がん細胞も酸性の環境で大いに増えます。


そして、加工されていないままのステビアは、ビタミンやミネラルも含まれていることは言うまでもありません。

最近では、アンチエイジング効果(抗酸化物質)、制癌性、解毒性、等があることも認められましたし、肝臓病、糖尿病にも良いそうです。


ステビアグリーンパウダーは、お菓子作りにはもちろん、お料理にも使えます。

かなり甘いので、ほんの少量で十分です。(入れ過ぎ注意!)


私は、スムージーに入れたり、お菓子を作る際に使用しています。

なんとな~く抹茶の香りと味がするので、それが嫌な方は、それをごまかせるような味付け(チョコ味や、強いバニラ味やレモン味)のお菓子を作ることをお勧めします。

生菓子やアイスクリームにも向いていますよ~。


尚、ステビアグリーンパウダーを使った場合、出来上がりのものの色は緑っぽくなるので、あしからず…

お茶やコーヒーに入れることも可能です。


ステビアは、砂糖とはまた違った味の甘さなのですが、これが苦手な方も多いです。

そのような方には、ステビアは少なめに入れ、あとは自分の好きな甘味料を入れる(もちろん通常よりも少なめに)とよいと思います。ステビアが入っているのが分からなくなります。


ステビアは、お庭やベランダでも簡単に育てられますので、興味のある方は是非育ててみて下さい。

私も一時、裏庭で育てていましたが、自分で乾燥させて、粉末にするのが面倒臭くなり、止めました…。