パクパク、ダラダラ、ビクビクは難産のもと | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

こんばんは、セラピスト&ドゥーラのエイミーズのりこです。


今日は、既に妊娠されている方や、妊活されている方に大いに参考にして頂きたい内容です。




「パクパク、ダラダラ、ビクビクは難産のもと」


愛知県にある、自然出産で有名な 吉村医院の、吉村正先生の言葉です。

2万数千件のお産を手掛けてきた先生だからこそ言える、強いお言葉だと思います。



パクパク

パクパク何でも好きなものを食べたり、体が必要としていないものを多く摂ることによって、極端にに太ったり、糖尿病になったり、血圧が安定しなくなったり、赤ちゃんのサイズが大きくなったり、産道に脂肪が付いて狭くなったり…

と難産に繋がる要素を増やしてしまいます。

妊娠中は何が体に良くて、何が悪いのか? 

本当に、これは必要なのか? 

外食ばかりしていないか?

糖分や塩分(天然塩以外の塩)を摂り過ぎていないか?

お腹いっぱいになるまで食べる必要はあるのか?


等を、ストレスにならない程度に注意することが重要です。



ダラダラ

妊娠中は確かに疲れやすくなります。

でも、だからといって、体を動かさずに、家でダラダラするのは、良くない! 
という事は、誰でもご存知でしょうが、これが難しいのですよね。

それでも、頑張って、毎日体を動かしましょう。 

運動らしい運動が出来ない方でも、散歩ぐらいは出来るはずです。
毎日、合計2~3時間は、歩いていることが目標です。

運動をするとお腹が張って怖い、という方も多いですが、吉村先生によると、これは何にも問題がないのだそう。
張るのが怖いからと言って、運動をしないほうが怖いのだとか。

私が個人的にアドバイスしているのは、バースボール(エクササイズボール)です。

家の中でも、座って、軽くバウンスしたり、フラフラと横に降ったりするだけでも運動になるんですよね。
骨盤底筋肉を鍛えることにもなりますし、陣痛を乗り越える時にも使えます。


私は、普段から机の椅子の代わりに使っています。
姿勢も良くなりますよ~。



ビクビク

お産は精神的なものです。

お産に対して、何か心配していること、怖いこと、不安なこと、があるままでお産に臨むと、精神的に大変です。
精神的に大変になると、肉体的にも大変になりますし、痛みの感じ方にも大きく影響してきます。

心配事は、お産の前に、明らかにし、解決出来る事は解決し、解決出来ない事は、あきらめる、というか受け止めて、前向きに考えましょう。

パートナーや相談出来る人やプロのカウンセラーに打ち明けたりすることで、すっきりすることもありますよ。

普段から、前向きな考えを練習しておくことも重要です。

そうです!
ポジティブな考えは、練習でゲット出来るものなんですよ。

実は、性格とかの問題ではないのです。

継続的に脳をトレーニングすれば、ポジティブに考える癖が付いてきます。


お産に対してビクビクしてしまう理由の背景には…


本当の正しい情報が少ない。(病院やマタニティー雑誌からだけの情報しかない。)

出産ホラーストーリーを聞き過ぎ。

自分の体に自信がない。


、等の要因があると思います。


妊娠中に「ビクビク」思想を変えて、「自信満々」になるようにすることが大切ですね。


自分の体を信じ切る、赤ちゃんを信じ切る、パートナーを信じ切る、そして、信仰のある方は、その対象となる方を信じ切る。


これ、簡単なようで、難しいのですよね。


でも、正しい情報を勉強したり、継続的に脳をトレーニングしたり、自信が付くようなマタニティークラスに参加したりすることで、かなり、この「ビクビク」を取り除くことが可能です。



妊娠中の皆様、パクパク、ダラダラ、ビクビクに注意しましょう!



吉村先生の考えは、過激的な部分もありますが、私はこうゆう、熱の入ったおじいちゃんは好きですね。

吉村先生が書いた本で、お勧めの本はこちらです↓

    


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