出産予定日を超過 | ドゥーラのりこ

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オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

病院が設定する出産予定日って、ほとんど当たりません。

当たらないのなら、予定日を計算しなくてもいいのに…と、私は個人的に思います。

それより、直感のほうが当たることが多いです。

妊婦さんが、ソワソワしたり、感情的になったり、どうしても掃除をしたかったり…といった巣作り本能が出てきたら、もうそろそろ、なのです。



オーストラリアでは妊娠40週目を越しても赤ちゃんが生まれない場合、陣痛促進剤を打たれることがほとんどです。

「38週でも、もうそろそろだから打とうか」、なんていう恐ろしいドクターも。

40週目を越しても、陣痛促進剤は打ちたくないです、とはっきり前もって行っておくと尊重してくれることが多いです。

41~42週目で産まれても正常です。
43週で生まれた赤ちゃんも見たことがありますが、これも正常です。(もともと予定日の計算が合っていなかったのかもしれませんね。)

お腹の中に長く居たから大きくなり過ぎた、なんてことはまずありません。
大きい赤ちゃんは、大きいまま、小さい赤ちゃんは小さいまま、普通に生むことが可能です。
大きい赤ちゃんでも、ママの骨盤はきちんと開きます。(仰向けや、V字体勢でない限り。)


妊娠前から生理周期が長かった方は、赤ちゃんが生まれるのも遅めになる傾向があるようです。



今日は、予定日を超過させない為の自然な方法をご紹介。
(最近、マタニティートピックばかりで男性読者にとってはつまらないかもしれませんね。)



後期にはラズベリーの葉っぱのお茶やエキスを毎日飲む。30週目頃からは大量に飲んでも大丈夫。
(宣伝!:オーガニックのラズベリーの葉(お茶)を販売しています。)


36週目からは、Evening Primrosのオイルを飲む。子宮を熟させる為です。
(これは髪の毛や爪もきれいになっていきますので、妊婦さんでない方にもお勧め。)


とにかく歩く。
重力の力を借りましょう。


36週目からはナツメヤシ(Dates)を毎日4~6個食べる。
必ず水に浸けてやわらかくなってから食べましょう。そのままで食べると体内が水分不足になります。


38週目頃から乳首を頻繁に触る。(又はパートナーに触ってもらう。)


36週目頃からClay Sageのオイルでお腹をマッサージする。


38週目頃からは、和式トイレ座り(カエル座り?)を頻繁にする。


36週目頃からは。セックスを頻繁にする。(精液が子宮を準備します。)


泣く。
これは本当に効きます。何か抑えている感情があると、赤ちゃんは生まれたがりません。感情は、悲しみだったり、不安感だったり、怒り(←これも結局は悲しみからくるのですが)だったりしますが、それらを誰かに打ち明けて、大いに泣くことをお勧めします。


36週目からは、赤ちゃん用のものを全て準備する。カバーなどはかけない。パッケージ等も外す。いつ産まれても大丈夫な状態にする。


誰かの赤ちゃん(新生児がベスト)を沢山抱っこする。
特に40週を過ぎても産まれない場合は、これが効きます。


36週目からはクミン(Cumin seeds)を沢山料理に使う。またはクミン茶を飲む。


マッサージを頻繁に受ける!ママがリラックスしていないと、赤ちゃんも生まれたがりません!
私は、38週目以降からは、マタニティーマッサージでも、陣痛を促すツボを刺激するようにしています。


陣痛促進剤を使うのは先進国だけ。
薬を使って陣痛を促す場合、子宮や赤ちゃんへの負担も大きいと言われています。
陣痛剤に使われている科学ホルモンは自然のホルモンより強いですから。

便利な世の中で、「何でもかんでも早く」が普通になっていますが、ゆっくりと陣痛が自然に来るのを待つ、便利さよりも、自然(ママ、赤ちゃんの体)を信じてそれを尊重する、という考えが、より多くの医療の方々に広まって欲しいものです。

お産は「管理(コントロール)」するものではありません。

管理する必要がありません。

病気ではないのですから。