エコ洗髪 | ドゥーラのりこ

ドゥーラのりこ

オーストラリア在住のお産サポーター(ドゥーラ)、ヒプノバーシング™講師、マッサージセラピストです。
妊娠、お産、育児、健康、環境、ホームスクーリングに関しての色々な情報や考えをシェアしています。

前回、歯磨きは重曹を使っていると書きましたが、実は、髪にも重曹を使っています。

ケミカルなシャンプーやリンスは一切使いません。


特に女性の体では、髪の毛(頭皮)は、子宮と繋がっているそうで、髪の毛に入るケミカルは子宮へも届き、蓄積されるそうです。


なので、どうしてもシャンプーを使う場合、出来るだけ化学製品の少ないシャンプーやリンスを使うことをお勧めします。


シャンプーよりも良いのが、石鹸シャンプー。

ナチュラルな石鹸で髪を洗い、リンスはお酢を水で薄めたもので、十分綺麗サラサラになります。

石鹸シャンプーで慣れてきたら、重曹に切り替えることが可能です。


ケミカルなシャンプーから、すぐに重曹に切り替えるのは、無理です。


というのも、長期でケミカルシャンプーを使ってきた場合、頭皮や髪の毛に自然についている脂や、良い菌が、全て取り除かされてしまっているからです。

良い菌が全く存在しないので、少しでも髪を洗わない日が続くと、悪い菌が増え、すぐに臭くなっていきます。だから毎日(又は1日おきで)シャンプーで洗わないといけなくなる。

そして、ケミカルシャンプーは自然の脂も、全て取り除いてしまうので、潤わせるために、化学物質やオイルがたっぷりはいったリンスを使う必要が出てきてしまいます。(もとも自然に出る良いオイルを取り除いて、他のオイルで補うとは、ちょっと変ですよね?)


一方、石鹸シャンプーや重曹シャンプー(シャンプーとは言えませんが)は、良い菌は殺しませんし、自然の脂(オイル)も極端に取り除きません。

そのため、毎日洗わなくても大丈夫だったり、あえて髪を潤わせる必要もありません。(食生活が良くない場合は、潤わせる必要も出てくるかもしれませんが。)


シャンプーを卒業したい方は、徐々に、石鹸シャンプーに変更し、それから更に徐々に重曹に変えていくことをお勧めします。
長期でシャンプーを使ってきた場合、良い菌を育てるのに時間がかかりますので…


また、食べ物も髪の毛の潤いに影響を多く与えます。
低脂肪なものばかり食べていては、髪の毛もお肌も爪も健康になっていきません。

ナッツやシード(種)類はもちろん、健康な動物の純粋な脂やコラーゲン(軟骨)なんかも積極的に摂りましょう。


では、石鹸シャンプーや重曹で髪を洗う方法をご紹介します。


石鹸シャンプーの仕方


まず、ブラシで頭皮を軽く叩き、刺激します。(自然な素材のブラシであることが条件です。)

髪の毛をよ~くブラシする。特に頭皮。

頭をお湯で濡らす。

手で石鹸を泡立てる。

泡で頭皮をよく洗う。マッサージするような感じで。

お湯で、よく濯ぐ。

洗面器に水を入れ、酢大匙1~2程度を入れる。

その水で髪の毛を濯ぐ。



重曹洗髪の仕方


洗う前の要領は石鹸シャンプーと同じ。

重曹大匙2~3程度を少量の水でペースト状にする。

頭を濡らす。

重曹ペーストを頭皮につけて、頭皮をマッサージする。(髪の毛をパーツに分けながらやると、やりやすいです。)

ひたすらマッサージ。

お湯でよく濯ぐ。

後は、石鹸シャンプーと同じ要領。


酢を使う際、洗面器のない方は、スプレー容器や、空のボトルを使うことも可能です。

  マイペースなEco&Organicライフ-重曹シャンプー

私はスプレー容器を使っています。

酢はどんな酢でもOKなのですが、わたしはロズマリー酢を手作りしています。
ロズマリーは髪の毛にとてもいいのです。

尚、酢は、乾くと無臭になりますのでご心配なく。

香りを髪の毛につけたい方は、エッセンシャルオイルをスプレー容器(酢の入った)に混ぜましょう。


スクーバーダイビングのイントラをしていた時代は、毎日海水に入っていたので、洗髪をする必要がほとんどありませんでした。

塩が頭皮にきっと良いのでしょうね。

重曹も塩のようなものです。


又、洗髪後は、直ぐに髪の毛を乾かして下さい。

頭皮が冷えると、子宮も冷えていきます。

古代の日本では、出産前1ヶ月、出産後1ヶ月は洗髪をしなかったそうです。(トータルで2ヶ月!?)

中国では、未だに、それを守っている民族も沢山いるそうですよ。

昔は、ドライヤーなんていう便利なものはなかったからなのでしょうが、頭皮を冷やす、ということがいかに子宮に良くないか、を物語っているように思えます。