前々から、テフロン加工は健康に良くないと理解していましたが、これを読んで、更に、今後もお料理器具に気をつけたいな、と思いました。
テフロン加工は、「焦げ付かない」、ということで、フライパンはもちろん、お鍋や電気炊飯器の内部釜にもとく加工されていますね。
お料理しやすいと思います。
でも、何でもかんでも「~しやすい」でいいのかな?
昔は、手間をかけてゆっくりと料理し、料理の腕も上達していくものでした。
誰が焼いても、絶対に焦げない!を売りにしているテフロン加工のフライパンよりも、お料理上手でないと焦げてしまう、あえて使うのが難しいフライパンのほうを選びたいです。
何でもチャレンジが大事なのです。
私がよく使うフライパンは、すごく重た~い、昔ながらの鋼鉄で出来たフライパン。(Cast Iron)
片手では絶対に持てません!両手でも一苦労…
![$マイペースでEco&Organicライフ in シドニー](https://stat.ameba.jp/user_images/20120830/09/oldstylenaturallife/22/36/j/t02200165_0800060012162535401.jpg?caw=800)
新品の時にちゃんと上質な油(動物性脂肪に限る)で「熱慣らし」をしておき、その後どんどん使っていくうちに、自然と焦げ付きにくい滑らかな表面になります。
植物性の油では熱慣らしはすることは出来ません。
ギーやラード、その他の動物の純水な油でしか、きちんとした熱慣らしをすることは出来ません。
鋼鉄フライパンに滑らかさを出すのは動物の脂肪だけ。
植物性の油で行うとベタベタになってフライパンが台無しに…
そしてきちんとコーティングされません。
一生フライパンに付くものですから、熱慣らしに使う油はオーガニック動物の脂肪から抽出したものを…
そして、洗うときは、洗剤やたわしを使わないように! せっかく手間をかけて、長期間に渡ってコーティングしてきたものが剥がれやすくなってしまいます。
鋼鉄フライパンの良いところは、ある程度の鉄分がお料理に染み込んでいくことです。
これは、きちんと「熱慣らし」をした場合です。
熱慣らしを正しくせず、きちんとコーティングされていない場合は、過剰の鉄分を摂取してしますのでご注意を。
きちんと熱慣らししてあるものは、適度な鉄分の量が摂取出来ます。
ですから、鉄分不足の女性にはぴったり!
以外に、自分が鉄分不足であるかどうか、とは分からないものです。
単に貧血気味でないから鉄分不足ではないと思ったら大間違いです。
定期的に血液検査をして、自分の鉄分の量を平均的に把握しておくことをお勧めします。
もう一つ、このフライパンの良いところは、フライパン全体に熱が均一に渡ることです。
その為、焼いているものに、熱が十分に伝わります。
そして、火を消しても熱い状態がかなり長く続くので、余熱でふんわりさせたいときにもぴったり。
取っ手のところは、何も付いていないものをお勧めします。
表面をこんがりさせたい時、オーブンやグリルへそのまま入れることが出来るからです。
取っ手に何も付いていないので、フライパンを持つ時は、必ずオーブン手袋を!
鋼鉄フライパンに慣れていない方が間違ってそのまま持ってしまい火傷になることがしばしば…
もうひとつ、私がよく使うフライパンは、ステンレス鉄製のフライパン。
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底の部分は分厚い鋼鉄で出来ているので、これも重たい!
しっかりと両手で持たないと大変なことに…
ステンレスのフライパンは、鋼鉄フライパンのように「熱慣らし」をすることが出来ません。
その為、焦げやすいので、焼くのにテクニックが要ります。
高温でも大丈夫な上質な油を使う必要が出てきます。
オリーブ油等、すぐに煙が出る油は焼くのには不適!
私は高温でもどんどん焼けるギーやココナッツオイルを愛用しています。
上等なダックオイル(アヒルの油)もかなりお勧めです。
お鍋も鋼鉄製の重た~いキャセロール鍋を愛用。
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これで作るスープや煮込み料理は本当に美味しい!!
蓋も鋼鉄だけなので、蓋をしたままオーブンに入れることも可能です。
エナメルでコーティングされているので、錆びず、焦げ付きにく、洗うのも簡単です。
我が家ではあまり作りませんが、これでご飯を炊いてもふっくり出来上がります。
欠点は、ぎっくり腰になりそうなぐらい重たいこと!
持ち運ぶときは、体勢に気をつけないとダメですね。
簡単に水を沸かす程度であれば、わざわざ重たい鍋を使うのではなく、軽いホーロー鍋を使っています。
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セカンドハンドでたったの1ドルでした。もちろん鉄製。
金属の料理器具で、鉄製かアルミ製であるか、分からない場合は、磁石が付くかどうかチェックしてみて下さい。
バチッとしっかり付くようなら鉄。それがテフロン加工されていなければ安全。
付いても、すぐにズレ落ちるよであれば、合成されている可能あり。
全く付かないのは、アルミ製ですね。
アルミ製のものは、出来るだけキッチンからなくしていくことをお勧めします。
知る人ぞ知る、アルミはアルツハイマーやボケの大きな要因なんです。
特にアルミホイルの危険性は言うまでもありません。
ホイル焼き…っていうのが一番やばいです…
そこに酸性のもの(レモン汁や酢)等があると、更にアルミ成分が出て食べ物に染み込みます。
私はアルミホイルの代わりにベイキングシートを使います。
何かのホイル焼きもベイキングシートで。
ちゃんと美味しく出来上がりますよ。
個人的には、ベイキングシートで包むよりも、蓋付きの耐熱ガラス製の容器で焼くほうがゴミも出ずにいいと思いますが。
ベイキングシートは漂白加工されていない茶色のままのベイキングシートがお勧め。素朴でいい感じですし、安全です。
出来ればアルミ製の缶も避けたいものですね。
ケーキ等を焼くときは、出来るだけ耐熱ガラス製の型を使います。
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テフロン加工されていなくても、型にしっかりと油を塗っておくことで、スルっと型から出すことが可能です。
パイ型も耐熱ガラスのもので。
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パイ型は何枚あってもいいですねぇ~。
そう言えば、最近パイを作っていないなぁ。
時々使うマフィン型。
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これは、陶器なのですが、昔、セカンドハンドショップで見つけ、ラッキーでした。
たったの2ドル!
セカンドショップって素晴らしい☆
耐熱ガラスや陶器ものは、落とすと割れてしまうという欠点はありますが、気をつければ大丈夫!
体にも地球にも優しいです。
この陶器のお鍋はお気に入りでよく使います。
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取っ手の部分が可愛いい。セカンドショップでたった4ドルでした。
この陶器鍋もシンプルで使いやすい。
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レモン絞りも陶器ものを使用。レモン汁はプラスチックや金属では化学反応てしまうので…
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これらは重くて、洗うのも大変だけど、これらのお気に入りキッチン道具で作ると気分もアップです。
これは発酵物を作る時によく使っている容器。
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お友達に頂いた陶器の容器↓
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早速、私の地元紀州の梅干を入れてみました。可愛い☆
鋼鉄、ステンレス、耐熱ガラス等や陶器で出来ている台所器具は、壊れない限り、永久に存在出来ます。
特に鋼鉄やステンレスは落としても割れることがないので何世代にも渡って使っていくことが可能ですね。
テフロン加工のものは、いずれいつかは剥がれ落ちてダメになってしまいます。
そう考えると、鉄、ステンレス、耐熱ガラス、陶器ものはエコなんですね~。
これからも、これらのキッチン道具にもっとお世話になっていきたいと思います。
私、料理の腕はどうとも言えませんが、台所で立っている時間は、かなり長いです。
台所が私の縄張りですから…
料理中は、旦那に入らせません!
気が散っちゃうのよね~