テフロン加工のフライパン 追記あり
家のフライパンはステンレス製でございます。
鍋類もそうです。
なぜ私がテフロン加工のものを家で使わないか
テフロンにはPFOA（パーフルオロオクタン酸）というCarcinogen（発ガン物質）が含まれています。
厳密には製造工程で使われる物質です。
そしてPFOAという物質は基礎研究で発ガンの他に先天性異常や糖尿病を引き起こすことも分かっています。
最近では甲状腺機能への影響との因果関係も疑われています。
う～ん、でもそれだけではないと思うんだな、テフロンの健康への影響って。。
PFOAはテフロン製造の際に使用され、製造工場から大気および水中に排出されるのですが、実は家庭内で使う調理器具からもこのPFOAは発生することが分かっています。
その発生のメカニズムは熱にあります。
『テフロンが安全だ
』と言い張る人たちは、テフロン加工のフライパンは３５０度以上に熱しないとPFOAは発生しないから大丈夫だ、といいます。ところがテフロン加工のフライパンで調理をすると５分もかからずに温度が３５０度に達し、PFOA＆その他１０種類以上の化学物質が含まれる有毒なガスを発生することが実験の結果分かっていまして
更にですね、２００度でも有毒ガスは発生され、ペットで買われる小鳥さんたちは死んでしまい、人間にはインフルエンザのような症状が現れることが現在分かっています
まっ、でも小鳥だから大丈夫です
冗談です（笑）。うーん、PFOAのみならずそれ以外の化学物質ってどんななんでしょうねえ
有毒ガスと認めているからには、有毒なんでしょうね
大手企業のDu Pont社ですが実は１９６０年台から、PFOAの有毒性を分かっていたんですね。
そのことを隠蔽したことがバレちゃいまして、１千２５万ドルの罰金をEPA（アメリカ合衆国環境保護庁）から課せられています。
その他にもそこここから集団訴訟をおこされている状態ですね。
日本だとまーったくニュースにならないかな
オーストラリアでは２００６年辺りかな
毎日のようにニュースで流れていましたね。『テフロン＝発ガン』の構図が出来ていました。
一時期は消費者のテフロン離れが進みましたが、最近ではそんなニュースも忘れ去られているような
その頃は『あら、テフロン
ガンになるやつでしょ
』とヒステリックになっていた奥様方も、すっかりそんなニュースを忘れている感じですね。。ま、そんなもんなんでしょうね、世の中って
さてさてそんなPFOAですが、Johns Hopkins病院の研究調査では３００人の新生児の臍帯血を調べたところ９９％の確率でPFOAが血中に検出され、the Center for Disease Controlの発表では９５％のアメリカ人の血中からPFOAが検出されています。
EPAは２０１５年まで熱が生じる全ての製品から（フライパンや鍋、ポップコーンの袋、ピザの箱）、PFOAを排除するようにテフロンの大元DuoPont（デュポン）社その他６社に通告を出しています。
うーーーーーん、世の中便利になりましたが、その弊害が色んなところに出て来ていると感じるのは私だけでしょうかね
まだまだテフロンについてはこれから色んな事が分かってくるんじゃないかなあ
たぶん年少期から、そんなこと何も知らないうちの母さんのお料理はテフロン加工の鍋やフライパンでされていて。。
しかも母はおっちょこちょいだからしょっちゅうプライパンや鍋を焦がしていて。。
しかも結構テフロンがはがれていても平気で使っていたりして。。
たまに卵焼きにテフロンの黒い破片が付いていたりして（笑）。。
レストランやらお友達の家でもテフロン加工って焦げなくて便利だから使われていて。
たぶん私の血液だって調べたらPFOAが検出されちゃったりして
あ、PFOAって体外に排出するのに４年間かかるんですって
でも本当に４年で排出できるのかいね
そんなこんなで、我が家ではテフロンを極力使わないようにしています。
でもいきなり全ての鍋やフライパンをテフロン加工のものから、ステンレス製のものや鉄製のものに換えるのは、お金もかかるし難しい
そこで対策として、テフロン加工の鍋やフライパンで調理をする時は、換気をよくすること
じゃあないでしょうかねあらあら、もうこんな時間
Jちゃんを迎えに行かなくちゃです
追記：鉄製のものを使わないのは、鉄製の鍋を見かけないからです。
あったら買うと思いますよ
ステンレス製のものに関して、安いのは諸々の理由からちょっとやめた方がいいかなあと思います。
ステンレス製のフライパンでの調理の仕方ですが、これもう本当慣れです。
ポイントはちゃんと熱されているかどうか。温度が低いと底に媚びりつきます。
あ、高過ぎても焦げ付くかっ（笑）。
炒め物の時なんかは、私は少量の水を入れたりします。そうすると焦げ付きが少ないです。
そして焦げちゃった場合、これまた綺麗にするのが大変なところがマイナス点ですね。
でも慣れちゃえば焦がす事もなくなってきますよ☆