昨日、塾の会議で

町田に行ってきたことは

前回にも書きました

当地のディスクユニオンに寄り

見つけた1枚がこちら。

 

フィッシャー=ディースカウ《ザ・ベスト・オブ・シューベルト》

(東芝EMI: TOCE-3057、1995.11.22)

 

Grandmaster Series

というシリーズものの1枚で

バリトン歌手

ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウの

シューベルト歌曲を集めた1枚です。

 

〈死と乙女〉が

〈死と少女〉という邦題で

収められている他

邦盤の表題にもなっている〈魔王〉

〈野ばら〉〈ます〉

〈菩提樹〉〈セレナーデ〉と

有名曲がひと通り

収録されていたため

ちょうどいいかな

と思って買いました。

 

特に

〈死と乙女〉を

手軽に聴ける盤が

欲しかったものですから。

 

 

録音は

1955年から1965年までの間で

いくつかモノラル録音が

混ざっています。

 

上掲の曲では

〈魔王〉が

モノラル録音でした。

 

ピアノ伴奏は

ジェラルド・ムーアで

検索してみると

Wikipedia にも項目があり

「伴奏者の地位を、

 それまでの歌手に従属した役割から

 芸術的に同列の共演者に高めた」

功績者として

有名な人のようです。

 

 

〈魔王〉は

中学校の音楽の授業で

音楽鑑賞の際に

聴いた記憶があります。

 

今となっては

それが誰の演奏だったか

分かりませんが

メロディーや内容について

それなりに

よく覚えていますから

印象的だったんでしょう。

 

〈野ばら〉も

聴き覚えがありますし

〈セレナーデ〉は

〈シューベルトのセレナーデ〉

というタイトル有名ですけど

そちらで聴き覚えがありますね。

 

 

ところで

ディスクを聴きながら

同じく Wikipedia の

シューベルトの項目を

読むともなしに眺めていると

「作品演奏の諸問題」

という項目に目が止まりました。

 

そこには次のように書かれています。

ピアノ作品には、現代ピアノでは非常に難しいオクターヴの連続が(略)頻繁に現れるが、これはダブル・エスケープメント発案以前の当時の軽いシングル・アクションではオクターヴ・グリッサンドが可能だったためである。(略)ダブル・エスケープメントを含めたダブル・アクションを持ち鍵盤の深さが倍になった現代ピアノでは困難である。

これを踏まえて

さらに検索してみると

〈魔王〉については

AIによる概要で

以下のような説明が

表示されました。

シューベルトの歌曲「魔王」を現代のピアノで演奏する場合、当時の楽器との構造の違いから、伴奏者に非常に高い技術と身体的な負担が求められます。

つまり

フォルテピアノによる演奏の方が

自然で当時の響きに近い

シューベルトが意図していた

効果が出せるのではないか

と思われるわけです。

 

 

というわけで

古楽ファンの血が騒ぎ

フォルテピアノ伴奏による名演を

さっそく検索してみたんですが

AIによる概要で示されたのは

以下のふたつ演奏でした。

 

⚫︎クリストフ・プレガルティン(T)と

 アンドレアス・シュタイアー(fp)

⚫︎ヤン・コボウ(T)と

 クリスティアン・ベサイディンオート(fp)

 

ところがどっこい

これらの組み合わせでは

いずれも録音が

ないみたいなんですね。

 

タワーレコード・オンラインで

調べただけですから

もしかすると

あるのかもしれませんけど

少なくとも

タワレコですぐ注文できる盤では

ありませんでした。

 

AIの回答が

いかにいいかげんか

ということの

証左になるかなと思い

記しておく次第です。

 

 

手元には何枚か

フォルテピアノによる

シューベルトの器楽曲は

あるんですけど

歌曲集はあったかしらん。

 

例によって

買ったはずの歌曲集が

すぐには出てこないんですけど (^^;ゞ

確か〈魔王〉は入ってなかった

と記憶しています。

 

これでまた

新たに探求の旅が始まり

懐が寂しくなるわけですが

運良く見つけられたら

当ブログでご紹介できれば

と思っておりますけど

いつになりますやら(遠い目)