昨日
近場の植栽で
柊南天[ひいらぎなんてん]の実が
なっているのを見かけました。
(2026年5月24日撮影。以下同じ)
以前、当ブログで
マホニア・コンフューサ
というのを2回ほど
取り上げています。
あちらは葉っぱが
柳葉状ですけど
それに比べると
今回のは明らかに
柊の葉にそっくりなので
柊南天で間違いないでしょう。
手元の樹木図鑑だと
花期は3〜4月で
果期は6〜7月。
庭木図鑑 植木ぺディアによれば
初夏にでき始める果実は直径7~8ミリの球形で水分を含む。秋になるとブルーベリーのように黒紫色に熟し、表面に白い粉を吹く。
とのことですが
もう熟している実も
あるような……。
6〜7月が果期だとすると
「秋になると」熟す
という記述も引っかかるなあ
とか思うんですが
もう紅葉している葉もあるしで
ほんと決まり通り
というわけにはいきません。
ちなみに
Wikipedia でも
「秋に青く熟す」と
書かれています。
旧暦の6〜7月
ということなら
まだしも解るとはいえ。
下の方の枝のは
粒も小さくて
まだ熟してない感じ。
原産地は中国なので
和名の別名は唐南天
[とうなんてん]ともいい
庭木図鑑 植木ぺディアには
十大功労[じゅうだいこうろう]
なんてのも載ってます。
AIによる概要によれば
薬用植物として葉や根に
10の優れた働きがあることから
中国でそう名付けられているそうです。
英名はマホニアで
これは学名の属名そのまま。
学名は Mahonia japonica で
属名は
アイルランド生まれの
アメリカの植物学者
バーナード・マクマホン
Bernard McMahon(1775〜1816)に
由来しているのだとか。
種小名はもちろん
日本の、という意味です。
ただし
Wikipedia だと
Mahonia japonica は
シノニム扱いで
正式学名を
Berberis japonica (Thunb.) R.Br.
としています。
Berberis はメギ属を示し
アラビア語で
「この植物の果実」
を意味する言葉に
由来するのだとか。
Thunb. は
スウェーデンの植物学者
ツンベルクは
出島商館付き医師として
日本に滞在していたことがあり
その際に記載したものでしょう。
R.Br. は
スコットランドの植物学者
ロバート・ブラウンとのことで
属の移動名者を示します。
どうして
属名が変わったのか
調べてみたら
AIによる概要によれば
かつて葉のつき方で
分類されていたところ
DNAレベルでは
Mahonia と Berberis が
近縁であることが判明したため
とのことです。
このため
マホニアは流通名となり
学名状はシノニムと
なったようです。
おやおや、という感じですね。
それにしても
ロバート・ブラウンは
19世紀前半に活躍した人
であるにもかかわらず
DNAを調べなければ
分からないような
属名の移動者として
表記される不思議。
ブラウンがツンベルクとは別に
名付けていたものが
繰り上がった(?)
ということなんでしょうか。
ちなみに
たくさんなっていて
ブルーベリーのようで
美味しそうに見えても
実は食べられないそうです。
残念ですが
薬効があるというだけでも
よしとしますか。
(偉そうw)
あ、実には薬効が
なかったりするのかしらん
と思って調べてみたら
あることはあるようですけど
アルカロイドを含むため大量摂取は中毒の危険があり、民間での利用には注意が必要
とのことでした。
素人は手を出さないのが
無難なようです。( ̄▽ ̄)





