3月19日に
国会図書館で
調べ物をした帰り
新宿に回って
ディスクユニオンに寄った際
見つけたのがこちら。
(Naxos: 8.572499、2010.12.13)
ソプラノの
オルガ・パシシュニュク
Olg Pasichnyk は
以前ご案内した
ポーランドの NIFC
(こう書いて「ニフツ」
と読むらしい)すなわち
国立フレデリック・ショパン研究所が
リリースした《ショパン歌曲集》で
歌っていたパシェチュニクと
同じ人物です。
NIFC盤の綴りは
Olga Pasiecznik
だったんですけど
それはポーランド圏の表記
(らしいw)。
名前の発音を聞き取り
アルファベットで
表記しようとすると
ズレが生じるのだと
想像されます。
公式サイトの経歴でも
Olga Pasichnyk (Pasiecznik)
と併記されています。
ブログのタイトルは
今回はナクソス国内流通盤を
紹介しますので
そちらのキャップ
(オビ、タスキ)の表記に
合わせました。
ピアノ伴奏は
オルガ・パシシュニュクの妹で
ナターリャ・パシシュニュク。
録音は
2009年12月21〜23日に
ポーランドの
ワルシャワ・フィルハーモニック・
コンサート・ホールで
行なわれました。
以前、NIFC盤の
《ショパン歌曲集》を
紹介した際に
オルガ・パシェチュニクは
NIFC盤以外に2枚のCDで
ショパンの歌曲を歌っている
と書きましたが
その1枚が今回の盤です。
NIFC盤では
マリウシュ・ゴドレフスキと
曲を歌い分けてましたが
本盤ではもちろん
全曲、ソプラノ独唱で
歌われています。
ナターリャ・パシシュニュクの
使用しているピアノは
もちろんフォルテピアノではなく
現代のピアノでしょうけど
違和感はありません。
姉妹だけに
さすが息の合った演奏
とか思うのは
認知バイアスでしょうか(笑)
併録は
クリュゲル盤と同じく
ポーリーヌ・ヴィアルドが
ショパンのマズルカに
ルイ・ポメの詩をあてた歌曲です。
ライナーには
edited by Jerome Rose
と書かれていますけど
これは1988年に
ヴィアルドのアレンジの
校訂譜を出した
アメリカのピアニスト
だと思われます。
つまり
初版譜や筆写譜ではなく
ローズの校訂譜に基づく演奏
というわけですね。
ちなみに
クリュゲル盤には
何に基づく演奏か
表示されてませんでした。
廉価盤の Helios ではなく
Hyperion の原盤の方なら
表示されてるのかも。
分かりませんけど。( ̄▽ ̄)
それはともかく
パシシュニュク盤では
4曲、歌われていますけど
なんと
クリュゲル盤との
ダブりはありません。
クリュゲル盤と合わせると
9曲になるわけで
ヴィアルドの編曲版は
全12曲ありますから
あと残り3曲
ということになります。
そうと知ってみれば
残りも聴きたくなるのが
人情というものですけど
(そうじゃありません? w)
ただ、その残り3曲の併録盤は
検索しても見つけられず
結局、全曲聴くとしたら
ヴィアルドの歌曲集を買うしか
ないのでした。
というわけですから
タワーレコード・オンラインで
適当なものを見つくろって
買ってみたんですけど
そちらについてはまた
機会がありましたら。
ちなみに
国内流通仕様のキャップでは
ヴィアルドが「ヴィアルト」
となっています。
最後に t とあるので
勘違いしたのかもしれず
自分も NIFC を
NICF と打ち間違えた
迂闊な人間ですし
よそ様のことはいえませんが
でも、ちょっと恥ずかしい。
単なる誤植であるなら
まだしもなんですけど。
なお
ショパンの歌曲のみ
全曲、YouTube に
アップされていますので
以下に貼り付けておきます。
ちなみに
クリュゲル盤のジャケットを
連想させなくもない
表紙の写真は
検索してみたところ
Dreamstime という
ストックフォト・サイトの
フリー素材のようです。
自然の中で若い女性が
マーガレットの花に囲まれて
横たわるポートレートの
シリーズの1枚だとか。
ジャケ裏の記載
(つまり原盤の記載)だと
Marquerite-land 5
となってますが、これは
Marguerite-land 5
の誤植ですね。
国内流通盤だけでなく
原盤の方でも
やらかしているという。( ̄▽ ̄)
いや
よそ様のことは
いうまい……



