今日も今日とて

四谷のオフィスで採点でした。

 

ところで

昨日ご案内の

桐の若木の横に

似たような木が

植わっています。

 

四谷の飯桐の木

(2025年9月17日撮影。以下同じ)

 

昨日の桐の木を最初

赤芽柏だろうと思ったのは

こちらの木を

赤芽柏だろうと

思ってたからなんですけど

『樹皮ハンディ図鑑』

確認してみたら

樹皮がまったく異なるのでした。

 

四谷の飯桐の木(樹皮)

 

こちらもこちらで

葉っぱが大ぶりなことから

庭木図鑑 植木ぺディアの

大きな葉っぱの木」を見て

当たりがついた次第です。

 

樹皮もそうですけど

葉柄[ようへい]が赤いことが

決め手となりました。

 

四谷の飯桐の木(葉柄)

 

木の姿が桐に似ていることと

大きい葉っぱが、かつて

食器がわりに使われたことから

飯桐[いいぎり]

と名付けられたそうです。

 

赤芽柏も

飯盛に使われたそうなので

似ていると思ったのも

あながち間違いではなく。(^^ゞ

 

 

飯桐の花期は4〜5月で

こちらは葉陰でひっそり咲くため

あまり目立たないそうですが

10〜11月ごろには

赤い実が葡萄のように

垂れ下がるのだとか。

 

南天の実に似ているので

南天桐[なんてんぎり]

という別名もあるそうです。

 

落葉後も

長期間、枝に残って

人目を引くそうですから

今年の秋ごろ

確認するのが楽しみです。

 

 

桐の木と飯桐の木が

並んで立っているのも

不思議な気がしますけど

飯桐は桐の仲間では

ないそうです。

 

桐はキリ科キリ属ですが

(ノウゼンカズラ科

 という説もあるのだとか)

飯桐はヤナギ科イイギリ属だそうで。

 

大きな葉っぱの木を

「〜キリ」と呼ぶ傾向があると

上掲「大きな葉っぱの木」の

アオギリの写真の横に

書いてありますが

なぜなんでしょうね。

 

 

ちなみに

庭木図鑑 植木ぺディアの

写真のキャプションは

「枝は縦横に広がるため、

 狭い庭には向かない」

とあります。

 

ですけど

四谷で見かけるものは

めちゃくちゃ狭いスペースに

植えられてるんですよね。

 

植えられている敷地は

飯田弥生美術館が入っている

飯田ビルの入り口にあたります。

 

 

今年の2月に

塀の奥のトルソーが気になって

 

四谷のトルソー

(2025年2月11日撮影。以下同じ)

 

美術館だと知って

腑に落ちた次第ですけど

いまだに覗いてみたことがなく。

 

飯田弥生美術館プレート

 

プレートの

「飯田弥生美術館」の下に

 Galerie Restrant

 Café Amarphie

とありますけど

こちらもまだ

入ったことはありません。

 

 

公式サイトを見たら

ふらっと入れるような場所では

なさそうなんですけどね。( ̄▽ ̄)

 

アマルフィーというのは

女性服のブランドのようで

ますます自分とは縁遠いですけど

普段の仕事場の近くに

こういう空間があるというのも

ある意味、都会の神秘かなあ

とか思ったりします。