昨日、買い物で

ディスカウント・スーパー

OKに立ち寄った際

1本道を挟んで横の建物の

歩道沿いに置いてある

プランターの花が

目にとまりました。

 

シルバーレース

 

その場ではハナノナで調べず

それとも調べたけれど

結果が信用できなかったからか

帰宅してからハナノナで

(改めて?)調べてみたところ

「シロタエギク」と出ましたが

白妙菊の花は黄色なんですよね。

 

 

上の記事では別名として

シルバーレースも

あげるようですけど

当時(2021年)

そういう記事を見たのかどうか

ちょっと記憶にありません。

 

それはともかく

白妙菊で検索していたら

シルバーリーフという言葉が目に入り

これだっ! と思って

「シルバーリーフ 白い花」

で検索してみたところ

同定できた次第です。

 

シルバーレース(花1)

 

花と緑の図鑑 Garden Vision

というサイトによれば

「同じ銀葉のシロタエギクと

 混同されることもありますが、

 より切れ込みが多く繊細な葉に」

なるのだとか。

 

黄色い花が咲く白妙菊と

混同されることがあるのは

花ではなく

葉で比較するからでしょう。

 

同じ記事に

「初夏に白花が咲きますが、

 そのままだと株が弱るので

 切り取ってしまうことが多い」

と書いてありますから

花をつけたのを見て楽しむ

というものではないことは明らか。

 

幸運にも今回は

咲いた花が残っていたので

同定しやすかったわけです。

 

 

実はこちらの和名も

あえていえば白妙菊らしく

その意味ではハナノナの結果は

あながち間違いともいえず。

 

かぎけん花図鑑」を見たら

英名のひとつとして

セネシオ・シネラリア

Senecio cineraria が

あがってましたけど

これは白妙菊の学名と

同じだったりします。

 

「かぎけん花図鑑」には別名として

Senecio cineraria 'Silver lace'

というのもあげられており

これだとシルバーレースというのは

白妙菊の学名の後に付く

栽培品種名的な扱いのようにも

思われるんですね。

 

当ブログの

2021年当時の記事(上掲)で

白妙菊の英名として

シルバーレースもあげているのは

そんなところにも

原因があるのかもしれません。

 

英名の別名としては他に

シルバーフェザー

シルバーレース・ブッシュ

というのもあるようです。

 

シルバーレース(葉)

 

シルバーレース自体の学名は

Tanacetum ptarmiciflorum

属名の Tanacetum はヨモギギク属

またはタナセツム属を示します。

 

後者については

「タナケツム属」と表記する

資料もありますし

検索してみたら

「もしかして:タナセタム属」

とも出ました。

 

この属名は

「MySelf ハーブと身近な植物」

というサイトにある

属名、種小名、由来、意味の

ちょこっと辞典」によれば

「永久」「不死」を意味する

athanasia に

由来するのだとか。

 

種小名の ptarmiciflorum は

同じく「ちょこっと辞典」によれば

ギリシャ語で

「くしゃみが出る」

という意味だそうです。

 

粉を吹いている様子を見て

くしゃみが出るようだ

と思ったものかどうかは

分かりませんけど。( ̄▽ ̄)

 

シルバーレース(花2)

 

シルバーレースの花期は

5〜6月ごろで

時期的にはぴったり。

 

あらためて

たまたま咲いている時に

ぶつかった幸運に

感謝したいところです。

 

それだけでなく

プランターの管理者が

知らなかったからなのかズボラなのか

花を摘み取っていなかったことも

感謝しておきたいですね。