本日は

喘息の薬と

尿酸値を抑える薬の

処方箋をもらいに

かかりつけの病院へ

行ってきました。

 

病院が入っている

ビルの向かいに

薬局があり

その薬局に面した

交差点のところが

駅前広場になっています。

 

駅の真ん前ではないんだけど

駅前広場とはこれいかに。

 

それはともかく

以前、その場所では

紫紺野牡丹を見かけてますけど

 

 

それとは違う植え込みの枝に

花がついているのが

目にとまりました。

 

斑入り白丁花

 

ハナノナでは埒が明かず

帰宅後「庭木図鑑 植木ぺディア」の

白い花が咲く木」を見ていったら

それらしきものが目にとまり

特定できた次第です。

 

 

漢字で「白丁花」と書いて

「ハクチョウゲ」と読みますが

カタカナ表記だけ見たら

鳥の白鳥と関係があるのかと

思ってしまいそうですね。

 

庭木図鑑 植木ぺディアの

白丁花の説明によれば

「丁」は花の形を表わすそうで

白い丁字型の花が咲く

という意味だとか。

 

和名の別名は

白丁木[ハクチョウボク]や

中国名そのままの六月雪。

 

後者はその字を書いて

「ハクチョウゲ」と読ませる場合と

「ロクガツセツ」と読む場合が

あるようですけど

「ロクガツセツ」は

ちょっと語呂が悪い感じ。

 

斑入り白丁花・花1

 

英名は

庭木図鑑 植木ぺディアに

ジューン・スノー

と出てました。

 

偶然にも中国名と同じですが

Wikipedia を見たら

snowrose

tree of a thousand star

Japanese boxthorm

というのがあがっていて

June snow が出ておらず

ちょっと不思議な気も。

 

ちなみに

boxthorm は

手元の辞書によれば

植物のクコ(枸杞)を

意味するそうです。

 

斑入り白丁花・花2

 

学名は Serissa japonica

属名の Serissa は

スペインの植物学者名に

Serissa にちなむ

としているものが多いですね。

 

ただ

フルネームを調べようと思い

検索してみても見つからず

「一説によると」

としている資料や記事もあり

確実ではなさそうです。

 

以下の記事では

インド名にちなんでいる

とも書かれています。

 

 

Wikipedia に

学名のシノニムとして載っている

Serissa foetida の種小名 foetida は

「悪臭がある」という意味らしく。

 

Wikipedia には

「葉は揉むと悪臭を放つ」とあり

庭木図鑑 植木ぺディアの解説に

「剪定すると切断面は強い臭気を放つ」

と書いてありますから

そのためでしょうか。

 

Thunb. は命名者を示し

出島商館付き医師として

江戸時代に日本に来ていた

カール・ツンベルクを示します。

 

なお、斑入りは園芸品種なので

Serissa japonica 'Variegata'

という学名になります。

 

variegata は

「斑入り」という意味ですが

ラテン語で

「いろいろな色をした」

という意味なのだと

Google 検索でAIに教わりました。

 

斑入り白丁花・花アップ1

 

庭木図鑑 植木ぺディアによれば

雄蕊の目立つ雄花と

雌蕊の目立つ雌花に

分かれるようですけど

そんなこととは、つゆ知らず

意識して写真を撮らなかったのが

ちょっと悔やまれます。

 

斑入り白丁花・花アップ2

 

花期は5月から7月ごろで

英名や中国名が示すように

6月になれば満開になる

と思われますから

またその頃にでも

確認してみたいと思います。

 

覚えていれば。( ̄▽ ̄)