昨日、

公共料金を振り込むため

雨が止んでいるうちに出かけた

ということは

すでに書いたとおりです。

 

お金を下ろすために

銀行に向かう途中

路傍で見かけたのがこちら。

 

編笠草(2024.8.31)

 

花の名で調べてみると

「アミガサソウ

 別名:エノキグサ」

と出ました。

 

編笠草(2024.8.31)ハナノナ

 

すぐには

ピンと来ませんでしたが

編笠草は去年の秋にも

見かけていたのでした。

 

その際

 赤茶っぽい穂状のところが雄花で

 その花序の基部にある苞葉が

 編笠に似ているから

 とのことですけど

 その丸い苞葉のところに

 雌花が咲いているのだそうです。

 

 雄花の花粉? が落ちた時

 苞葉が受けとめて

 雌花が確実に受粉するような

 仕組みになっているのだとか。

と書いていたのを

すっかり忘れておりました。

 

編笠草(2024.8.31)アップ1

 

そのため今回も

雄花ばかりに注目して

雌花を接写しておらず。

 

編笠草(2024.8.31)アップ2

 

上の写真の下の方に

別の株が生えていて

そちらも撮ってるんですが

やっぱり雌花を忘れている。

 

編笠草(2024.8.31)アップ3

 

下の株をアップで撮った中に

雌花っぽいものが

写り込んでいたので

そこを切り取って

拡大したのが下の写真です。

 

編笠草(2024.8.31)アップ3の切取り

 

それにしてもこの雌花

まったく花には見えませんけど

山田隆彦の『草花・雑草図鑑』

(池田書店、2020)によれば

雌花は総苞に包まれているそうで

総苞の中に花っぽいのが

あるのかもしれません。

 

総苞から

赤い毛のような雌蕊を

伸ばすそうですけど

残念ながらそこまでは

写り込んでおりませんなあ。

 

また見かける機会があれば

今度こそ注意して

観察したいと思います。

 

まあ、

花期が8〜10月で

その初めの方だからか

去年の秋に見たのより

ヘタレた感じではなく

力強く咲いているのが

何よりですけどね。