これも昨日、

買い物に出た時のこと。

 

中学校のグラウンド横を

歩いているとき

巨大な松ぼっくりのようなものに

目がとまりました。

 

ヒマラヤ杉の未熟果

(2024年6月23日撮影。以下同じ)

 

こちら

『葉っぱで見わけ 五感で楽しむ

樹木図鑑』(ナツメ社、2014)で

針葉樹を眺めているうちに

似たような球果の写真に目がとまり

おそらくこれだろうと

当たりをつけたんですが……。

 

球果の写真は

見開きの右側のページ半分に

はみ出すように載っていて

右側の残り半分のページの

五葉松[ゴヨウマツ]だと

誤解してしまい

最初は五葉松だとばかり思って

記事を書きかけたという……。

 

 

根本に落ちた松ぼっくりの先端を

シーダー・ローズと呼ぶ

と書かれているので

念のため

シーダー・ローズで検索してみたところ

ヒマラヤ杉というのがヒットして

なーんだ、こっちじゃん

と気づかされた次第です。

 

 

ヒマラヤ杉といっても

杉ではなく松の仲間だそうで

公園や学校の校庭などに

よく植えられている

と書かれていますから

間違いないでしょう。

 

『樹木図鑑』のレイアウトに

騙されたと怒るべきか

自分の粗忽ぶりを笑うべきなのか。

 

ヒマラヤ杉の未熟果(アップ)

 

改めて

『樹木図鑑』の

ヒマラヤスギの項目を見ると

花期は10〜11月で

翌年の同じ月に熟す

とありますから

これから褐色に

なっていくんですね。

 

今年の秋まで

気に留めていれば

シーダー・ローズを観察できるかも

と思うと楽しみです。