ミシェル・ベルジェ "Cansons pour une fan"

(Warner Music France

 2292-46393-2、1990)

 

原盤は1974年に

LPレコードとしてリリースされました。

 

Discogs で確認したところ

1990年に初CD化されたようで

手元にあるのは、その盤です。

 

通算3枚目のアルバムで

原題は Chansons pour une fan といい

邦盤は出ていないかと思います。

 

une を「ある」と訳すか「一人の」と訳すか

ちょっと悩ましいところですけど

タイトルのように仮訳しときました。

 

 

こちらは

いつどこで見つけたのか

記憶が曖昧ですが

買った時に一度

聴いているはずです。

 

というのも

久しぶりに聴いてみたら

5曲目の Mon fils rira du rock'n' roll

(息子はロックで笑うだろう)で

フランス・ギャルが

もう一人の歌い手として参加しており

これはいい買い物をしたと

当時、喜んだことを

思い出したからでした。

 

 

Mon fils rira du rock'n' roll の邦題は

そのタイトルで検索してみて

ヒットした歌詞のページが

日本語訳もできる仕様だったので

そちらに拠りました。

 

海外盤なので

例によってライナーに歌詞は載っておらず

自分の耳で transcribe できるはずもなく

困っていたので助かりましたが

自動翻訳だからでしょうけど

何を歌っているのか

歌詞の意味はまったく分かりません。( ̄▽ ̄)

 

 

下掲の genius.com のページだと

フランス・ギャルが歌うパートの歌詞が

分けて載ってました。

 

 

翻訳機能はありませんが

こちらは歌詞をコピペできますので

DeepL で翻訳させることができ

最初にヒットしたページの日本語訳よりは

少しは意味が通るかも

という感じ。

 

それでもやっぱり

なぜロックンロールで笑うのか

よく分かりませんけど。( ̄▽ ̄)

 

ロックンロールを笑う、ないし

ロックンロールを聴いて笑う、なら

父親世代の文化を笑う

というニュアンスかな、と

まだしも分かるんですけどね。

 

結局自分で苦労して訳さないと

歌詞の世界観は分からないでしょうね。

 

 

自分にとって本盤の価値は

ベルジェ・ファンには申し訳ないですが

フランス・ギャルが参加していること。

 

ギャルが

ベルジェのプロデュースで

再デビュー盤ともいえる

『新しい愛のはじまり』を録音するのは

1975年のことですけど

それ以前から親しかったことを

うかがわせる1枚ともいえます。