今日も今日とて
四谷のオフィスで採点でした。
通りかかった時は
禿げちょろけだった
サンサン広場の花壇。
今回はご覧の通り
花が綺麗に植えられてました。
こちらはご存じシクラメン。
和名を
篝火花[カガリビバナ]
豚の饅頭[ブタノマンジュウ]
といいますが
後者は塊茎(球根の一種)の形に
由来しているそうです。
塊茎の写真が載ってました。
英名の Sow bread
(雌豚のパン)を
和訳したそうですが
中学生の頃に読んだ
(多田幸蔵訳、1975)では
タルトが饅頭と訳されてましたから
さもありなんという感じ。( ̄▽ ̄)
こちら↑は
ハナノナで調べると
「クリサンセマム・パルドサム
別名:ノースポールギク
レウカンセマム・パルドサム
カンシロギク」
と出ました。
クリサンセマム Chrysanthemum
というのはキク科の総称だそうで
ギリシャ語の「黄金の花」
からきているそうです。
レウカンセマム Leucanshemum は
「桜草数寄」というサイトによれば
フランスギク属の学名だそうです。
種小名のパルドサム paludosum は
「365花撰」というサイトによれば
「沼地に生ずる」という意味だとか。
同記事によれば
クリサンセマム属は
フランスギク属に変更されて
クリサンセマムと
長い間呼ばれていたので
定着してしまったようです。
ハナノナでふたつ出るのは
そうしたわけですね。
ノースポールは園芸品種名で
「クイック・ガーデニング 庭サポ」によれば
北極の白い大地のように
たくさんの白い花を咲かせる
という意味をこめてつけたのだとか。
カンシロギクの漢字表記は
Wikipedia によれば「寒白菊」で
これは分かりやすいですね。
もっとも
これらのサイトに
アップされている写真の
葉の様子と
今回の寸詰まりのような
葉の様子とは
ちょっと違うような気もしますが
これから伸びるんでしょうか。
最後のひとつは
ハナノナで調べると
「ヒメキンギョソウ
別名:リナリア」
と出ましたが
葉っぱのつき方からして
「ヒメ」の字のつかない
スナップドラゴン
という別名の方だと思います。
mirusiru.jp というサイトの
キンギョソウのページにある
鉢植えの写真の個体が
そっくりですし。
ちなみに
同じサイトのリナリアはこちら。
サンサン広場に咲いていた
黄色い方の花と
よく似ていますが
葉や茎の形状は
明らかに違います。
というわけで
今回は花の写真の
大盤振る舞い。
春遠からじ、ですね。
明日は寒くなるようですけど……。