本日は冬季講習で

お昼から新宿でした。

 

新宿に出るのは

今日で今年最後なので

杖をつきつき

紀伊国屋書店と

ディスクユニオンに

寄ってきました。

 

そのあと

年末年始にかけて

喘息の薬が切れそうだったので

出してもらうために

地元のかかりつけ病院へ。

 

足の方は

そろそろ治りそうでしたが

念のため痛風の痛み止めの薬も

出してもらいました。

 

その薬を出してもらうため

すぐ向かいにある薬局に寄り

受け取って局を出て

すぐ足元を見てみると

出入口を出てすぐのところにある

プランターに目がとまりました。

 

薬局前のプランター

 

久しぶりにハナノナで

ピンク色の花を調べてみると

「セキチク

 別名:カラナデシコ、

    コウアンナデシコ、

    モウコナデシコ」

と出ました。

 

石竹(ハナノナ)

 

ところが

帰宅して検索してみたら

石竹の開花期は4〜6月ごろで

明らかに時期が違います。

 

試しに大地佳子の

『色と形で見わけ

散歩を楽しむ花図鑑』

繙いてみると

「ナデシコ(セキチク)」

という見出しになっており

花期は「4〜7月、9〜10月」

となっていました。

 

石竹

 

花弁の縁がギザギザ

という形状から

撫子の仲間であることは

確実かと思われます。

 

園芸品種となると

冬咲きの品種かも知れず

石竹でほぼ間違いだろうと思い

アップすることにしました。

 

ちなみに

熊本大学薬学部薬用植物園

植物データベース

石竹の項目を見てみると

花期が「9〜5月」という

不思議な書き方になっていましたが

これならまあ12月に咲いていても

ありなわけですけど……。

 

 

石竹という和名は

熊本大学薬学部薬用植物園の

季節の花」のページによれば

(ちなみに、そのページに掲げられた

 写真のタイムスタンプは2017年12月7日)

岩場に自生し

葉っぱの見た目が

竹の葉に似ていることに

由来するそうです。

 

和名の別名

カラナデシコ(唐撫子)

コウアンナデシコ(興安撫子)

モウコナデシコ(蒙古撫子)は

石竹の原産地に由来します。

 

日本には古くから伝来し

平安時代から観賞用に

栽培されているのだとか。

 

 

和名の別名に

すべて「撫子」と

ついていることからも

分かるとおり

ナデシコ科ナデシコ属の花で

ナデシコ属を指す学名の

ダイアンサス Dianthus が

通称というか

流通名に使われています。

 

英名は China pink

Rainbow pink など。

 

 

ダイアンサスの中には

石竹と撫子を

掛け合わせた品種も

あるようなので

ややこしい。

 

というわけで

ブログのタイトルは

三つの名称を併記しました。

 

 

そばに咲いている

真っ赤な花は何かと思い

ハナノナで調べてみると

「ニチニチソウ」

と出ました。

 

日々草(ハナノナ)

 

これまた

花期からして

違うんじゃないか

と思いましたが

調べてみると

5月から10月

ないし11月なので

あり得ない話でもない

と思い始め。

 

試しに、というか

石竹が出ていないかと

おさんぽ花ずかん」を見た際

「12月に咲いている花」のうち

ピンクの花の中に日々草があったのと

葉っぱの形状がそっくりなのとで

ハナノナが間違ってなかったことに

気づかされた次第です。

 

日々草

 

当ブログでは以前

蔓日々草

取り上げたことがあり

そちらと印象が異なるので

違うと思ったっぽいです。

 

今まで取り上げたことが

ないのだったら

あらためて新しい記事に

すれば良かったと思っても

あとの祭り。( ̄▽ ̄)

 

まあ、クリスマスですし

豪華2本立てということで。

 

 

蔓日々草はほとんどが

紫色の花だそうですけど

日々草には紫以外にも

白、ピンク、赤、青があって

多彩なようですね。

 

蔓日々草の原産地が

南ヨーロッパなのに対して

日々草の原産地は

マダガスカル(東アフリカ)と

インドだそうです。

 

暖かいところの産なのに

12月の下旬まで咲いているなんて

健気というべきか、それとも

さすが園芸種というべきか。( ̄▽ ̄)