昨日は最寄り駅そばのCD

(キャッシュディスペンサー)

まで行ってきました。

 

行く途中に通りかかった

個人宅の花壇に咲いていたのが

こちら。

 

花片喰

 

ハナノナで調べてみると

「ハナカタバミ」と出ましたが

 

花片喰(ハナノナ)

 

これは一発で正解でした。

 

 

PictureThis の

植物の百科事典によれば

江戸時代末期に

観賞用として入ってきて

その後、野生化したそうです。

 

以前、当ブログで取り上げた

芋傍食紫片喰に似ていて

区別のポイントは

花弁の幅が広く

その花弁の先端付近まで

重なっていることだそうです。

 

花片喰(アップ)

 

撮ってきた写真には

明らかにその特徴が確認でき

紛うことなく花片喰だと

判断がつきましたので

取り上げることにしました。

 

花片喰その2

 

和名の別名は西洋片喰。

 

英名は

花しらべ」というサイトによれば

Bowie's wood sorrel

だそうです。

 

トッコス爺の身近な花・虫・鳥 撮り

というサイトによれば

Bowie はイギリスの植物学者

ジェイムズ・ボーウィー

なのだとか。

 

トッコス爺さんは

ボーウィーのファースト・ネームを

書いてなかっんですが

ここでは、検索して見つけた

以下のページに拠って

補足しておいた次第です。

 

 

英名の sorrel は

手元の辞書によれば

酸味のある植物を

指すそうです。

 

念のため見てみたところ

wood sorrel も

見出し語になっていて

「オキザリス、カタバミ」

という訳語のほか

「特に」と頭について

コミヤマカタバミ(小深山酢漿草)

という訳語が載ってました。

 

wood は

forest よりも小さい森

ないしは林地を

意味するようですので

無理に訳せば「森の片喰」

(森や林に生息する種)

ということになりましょうか。

 

原産地が南アフリカですから

さもありなん、という感じ。

 

ただし

HiroKen花さんぽ

というサイトに載っている

小深山酢漿草の写真を見ると

随分と違う感じですけどね。

 

カタバミひとつとっても

なかなか奥が深いです。