百日草が咲いていた
駐輪場の花壇前から
つま先上がりの道を行くと
普段使いのコンビニである
セブン-イレブンがあります。
そこからさらに
バス通りをつま先上がりに行けば
普段使いのディスカウント・スーパー
OKに出るんですけど
その途中にあるマンションの
一階にある治療院前で見かけたのが
こちらのコンテナ。
ハナノナで調べてみると
「ペンタス
別名:クササンタンカ」
と出ましたけど
帰宅後、検索してみたら
これは一発で正解でした。
半低木で
普通は大きく
成長するそうですけど
小さく育つ品種が
鉢植えやコンテナになって
置かれていることが
多いそうです。
英名は
学名に由来する
ペンタス Pentas の他
スター・クラスター Star cluster
というのがあります。
どちらもカッコいい感じ。
前者は
「5」を意味する
ギリシャ語の pente に由来し
五つに裂けた花弁から
付けられたものです。
後者の「クラスター」は
群れをなしている状態を指し
スター・クラスターだと
星団という意味もあります。
これは
小さな星のような花が
まとまって咲く状態から
名づけられたものでしょう。
花弁が五つあるように
見えますけど
実際は筒状花が
五つに裂けたもので
花弁自体はひとつなのだとか。
花冠の中央から飛び出し
柱頭が二つに裂けているのは
ニフティの
あるブログ記事? によると
雌蕊だそうです。
和名は
ハナノナで調べた際
別名としてあがった
草山丹花[クササンタンカ]。
同じアカネ科の
山丹花に似ていることから
名づけられたそうです。
ちなみに山丹花の英名は
Chinese ixora で
これは学名を英訳したもの。
「季節の花300」によれば
イクソラ ixora は
サンスクリット語のシバ神を
ポルトガル語訳した言葉だそうで
花の形状とはまったく関係なし。
「季節の花300」で
花の写真を見ると
あまり星型という感じではなく
ペンタスが大正時代に入ってきた時は
花の形よりも花のつき方に
類似点を見出した
ということでしょうか。
というわけで
いろいろ考えた結果
ブログのタイトルでは
和名を採用せず
英名のカタカナ表記にしました。
大正時代という
比較的、新しい時代に
入ってきた花ですから
カタカナ名でもいいかな
と思った次第です。
それと
半低木なのに
「草」山丹花というのも
なんだか違和感ありますし。
草というのは
小さいものという
ニュアンスなんでしょうけど。