今日も今日とて
四谷のオフィスまで
採点に行ってきました。
ここ何回か
四谷のオフィスに向かう途中
改札から地上に上がったところにある
信号を渡った先の案内板の下に
花が咲いているのを
目にとめてました。
(9月2日撮影)
お昼頃は日差しが強く
立ち止まって
ハナノナで確認したり
写真を撮ったりしてようものなら
熱中症で倒れそうでしたので
いつもスルーしてましたが
9月2日(土)の帰り(夕方)に
ようやく写真を撮った次第。
少しへたれてますが
ハナノナで確認すると
「サンビタリア
別名:ジャノメギク」
と出ましたけど
どうも違う気がしまして。
確かに蛇目菊こと
小振りにした感じですけど
同じ蛇目菊という和名でも
サンビタリアは別の種類。
(属は同じです)
また
サンビタリアと今回の種では
花弁や葉っぱの形状が
異なります。
というわけで
悩んでいたところ
「おさんぽ花ずかん」の
今月の黄色い花を見ていたら
おそらくこれだろう
というのが見つかって
当たりがついた次第です。
「おさんぽ花ずかん」では
メランポデュウムですが
メランポデュームとか
メランポジウム
メランポジュームとも
表記されます。
名称は学名の
Melampodium paludosum
から採られたもので
「ヤサシイエンゲイ」
というサイトによれば
「黒い足」という意味だそうです。
というサイトには
地面と接する部分の茎が
黒いことに由来すると
説明されてました。
「ヤサシイエンゲイ」では
種小名の paludosum は
「沼に生える」
という意味のようで
これには驚きでした。
原産地では
湿地に生えてるんでしょうか。
と思ったら
divaricatum という
種小名もあるようで
こちらは「広く分枝した」
という意味になります。
「かぎけん花図鑑」では
種小名が divaricatum 一択ですが
「四季の花散歩」だと
もあがってました。
ちなみに
「四季の花散歩」には
和名と英名も紹介されていて
和名は黄帝菊
英名は Butter Daisy
というらしい。
バター・デイジーというのは
色合いから来たんでしょうけど
美味しそうな名前だこと。( ̄▽ ̄)
原産地は
メキシコを中心とする
熱帯アメリカで
花期は5〜10月ないし11月。
夏の高温時期にも元気がいいのは
産地にも由来するのでしょう。
「ガーデニングの図鑑」によれば
こぼれ種でよく増えるそうなので
今回、目に止まったものも
すぐそばの花壇からの
こぼれ種が発芽したものかと。
ちょうど
塾のテキストに載っている
課題文の中に
『動いている庭』(1991)という
庭園論をめぐる文章があり
「まさに動いている庭だなあ」
とか考えていたこともあって
こぼれ種で増えるという話は
「おおっ」という感じ。
テキストで紹介されている
『動いている庭』の内容が
面白そうなので
買えるなら欲しいと思ってたら
税込で5000円以上だと知り
ちょっと躊躇ってるところです。
映画にもなったようで
以下のサイトに
予告編がアップされてます。
ソフト化とか
されてないんでしょうかね。
とかいって
されていたらいたで
またお値段を知ると
悩むんでしょうけど。( ̄▽ ̄)
ちなみに
「ガーデニングの図鑑」には
「葉は咲き終わった花の上を覆うように育ち、
再び花を咲かせるので、
花がら摘みの手間がかかりません。
「草姿は自然にこんもりと整います」
と書いてありました。
本日、通りがかりに写真を撮ると
なんとなく9月2日に撮った時よりも
へたれ具合が少なくなっているというか
別に新しく花がついたかのように
見えなくもない感じがして
「ガーデニングの図鑑」の説明を
裏付けているかのようでした。
(9月5日撮影)
たった3日しか
経ってないわけですから
目の錯覚の可能性大
ですけどね。( ̄▽ ̄)




