本日、新型コロナウイルス用の
ワクチンを打ってきました。
これで6回目になります。
行きは郵便局に寄ってから
かかりつけの病院まで
電車に乗って行きましたが
帰りは銀行(といっても
キャッシュディスペンサー)に
寄ろうと思い、徒歩で移動。
その帰り道
通りかかったビルの
花壇に咲いていたのが、こちら。
ハナノナで調べてみると
「スイセンノウ
別名:ローズ・カンピオン」
と出ましたけど
念のため
ネットで検索してみたところ
正解でした。
「スイセンノウ」って
どんな字を書くんだろう
「水仙嚢」かしらん
とか思っていたら
今回のタイトルの通りでしたが
カタカナ表記から連想するのは
ちょっと難しいですよね。
「酔仙翁 由来」で検索すると
花が赤くて酔っ払っているように見えるので
という「ヤサシイエンゲイ」の説明が
トップにヒットします。
Kurashi-no(暮らしーの)
というサイトでは
京都の仙翁寺に咲いていた赤い花が
酔った顔を思わせたことから
と説明されています。
さらに
Kurashi-no を始め
色々なページで
別名として「一人娘」というのが
あげられています。
枝分かれしたそれぞれの茎に
ひとつずつ花を咲かせるから
だそうですけど
個々の花の花期は短くとも
次から次と咲くので
長いあいだ楽しめるのだとか。
南ヨーロッパ原産で
日本に入ってきたのは
江戸時代だといいますから
比較的、古い方ですね。
別名を
フランネル草といい
全草に白い綿毛が
密生しているところから
付けられたそうですけど
こちらは明治以降の名称っぽい。
英名は
Rose campion の他
Mullein pink というのもあって
手元の辞書だと
後者は「水仙翁」という字で
訳語が載っています。
campion は
これまた手元の辞書によれば
ナデシコ科の各種の
多年草を指すそうで
となると
rose は色合いを示している
ということになりそうです。
Mullein には
毛蕊花[モウズイカ]特に
ビロードモウズイカを指す
と手元の辞書にありますので
「ピンク色の毛蕊花」
といったところでしょうか。
……と思っていたら
モンソーフルール監修『花図鑑』を読んで
pink には撫子[ナデシコ]という
意味があると書かれているのを見つけ
そうなると
「毛蕊花のような撫子」
ということになるんでしょうか。
いずれにせよ
ビロードモウズイカ
漢字で書けば天鵞絨毛蕊花は
かなり印象の異なる個体なので
ちょっと不思議な命名ですけど
天鵞絨毛蕊花のような手ざわり
というあたりから
きたものなんでしょうかねえ。
いずれにせよ
酒飲み(元酒飲み? w)としては
酔仙翁という字面を
採用しないでいらりょうか
といったところなのでした。( ̄▽ ̄)