先週の金曜日(28日)
タワーレコードからの
届き物を引き取るため
コンビニに行く途中の道端で
白い花が群れ咲いているのが
目にとまりました。
さっそく
ハナノナで調べてみたところ
「ハタケニラ」とだけ出ましたが
帰宅してから別の資料などで
確認してみたら
これは一発で正解でした。
山田隆彦の
花弁に淡黄色の脈があると
書かれていますけど
今回撮った写真で確認しても
真っ白にしか見えません。
Wikipedia だと
「主につぼみの時には
赤みを帯びることがある」
と書かれており
それらしいものが
写り込んだ写真なら
撮れていたので
畑韮で間違いないかと。
Wikipedia には
荒地や農地、舗装路の裂け目に
よく発生する雑草だとあり
確かに今回、見かけたのも
舗装路の側縁ですから
地勢的にも合ってますし。
『草花・雑草図鑑』には
見た目はそっくりでも
韮のような匂いはない
と書かれていますけど
通りかかった時
韮のような匂いではなくとも
独特の香りがしましたけどね。
北アメリカ原産の帰化植物で
明治時代に観賞用に輸入されたものが
逸出したのだとか。
英名は
Fragrant false garlic で
直訳すれば
「香りの良い偽ニンニク」
Slender false garlic
としているサイトもありますが
これは
茎がひょろっとしている形状から
付けられたものでしょうか。
種の他に地下茎の鱗茎でも繁殖し
鱗茎のでの繁殖は驚異的だそうで
それで道端に沿って
こんなに繁殖しているのかと
腑に落ちた次第です。
道端だと
わざわざ駆除する人も
いなさそうだし
来年も我が世の春を
謳歌しそうですね。
ちなみに花期は
『草花・雑草図鑑』だと
4月から6月ですが
「おさんぽ花ずかん」に
初夏と秋に2回咲く
と書かれています。
「おさんぽ花ずかん」の
いう通りだとすれば
秋にも同じ風景が
見られることになりますけど
さて、どうでしょう。
覚えていて
ちゃんと観察・確認できると
いいんですけど。( ̄▽ ̄)