またまた

先日の木曜日(7日)に

四谷で見つけた花の話題です。

 

地湧金蓮に目を引かれていて

その手前にふと目をやると

桃色の小さい花が

群れ咲いているのに

目が止まりました。

 

下野

(7月7日撮影。以下同じ)

 

写真中央の部分ですが

見えますでしょうか(笑)

 

近寄って寄ったのがこちら↓

 

下野の花

 

ハナノナで調べましたが

ちょっと信用できない

と思ったのか

結果を保存してません。

 

とはいっても

まずはきっかけになるものを

と思って

そこはやっぱり

ハナノナで調べることに(笑)

 

アプリではなく

STAIR Lab のサイトの方で

画像を送信してみたところ

「シモツケ 78%」と出ました。

 

別名を「キシモツケ」

というようですが

サンプルとして出た

写真のイメージ

Wikipedia のもの)とは

どうも違う感じがします。

 

そこでまあ

検索窓に「シモツケ」

と入れて検索してみたところ

それらしい写真が見つかったので

間違いないようだと

納得した次第です。

 

疑り屋のトマスと

呼んでください。( ̄▽ ̄)

 

 

下野の名前は

昔の下野国[しもつけのくに]

現在の栃木県で

発見されたことから

名づけられました。

 

英名は

Japanese Spiraea で

これは学名をそのまま

英語表記にしたものです。

 

spiraea はギリシャ語で

「螺旋」という意味だそうですけど

これは果実の形状に由来するらしく

夏が終わった頃に確認するのが

楽しみになってきました。

 

 

別名「キシモツケ」の漢字表記は

「木下野」となります。

 

落葉低木だからですが

下野に似た花の草もあって

そちらは下野草[シモツケソウ]

と呼ばれます。

 

木下野と下野草を

ぱっと見で区別するポイントは

葉っぱの形にあり

掌のような形をしているのが

下野草だそうです。

 

今回のは明らかに

掌の形はしておりませんので

木下野すなわち下野ですね。

 

下野の花(アップ)

 

雌蕊は5個なのに対し

雄蕊は25~30個もあって

花弁より長いため

たくさんの針を刺している

かのようにも見えます。

 

木全体の形を整えるためか

剪定されていたので

今回花が残っていたのは

割とラッキーだったのかも。

 

一期一会に感謝ですね。