絶賛採点中ながら
雨が降る前に
買い出しに行こうと思い
通りかかった民家のプランターで
一輪だけ咲いているのを
見かけました。
ハナノナで調べると
「キショウブ」と出て
今回は一発で正解。
別名に
イエローアイリス
ウォーターフラッグ
というのがあるようで。
ウォーターフラッグという
別名からも分かる通り
黄菖蒲は水辺を好み
群生していることが多いようで
プランターらしきものに
一輪だけ咲いているのは
珍しいかもしれません。
Wikipedia によれば
西アジアから
ヨーロッパの原産で
明治ごろに
黄色い花菖蒲は珍しい
と思われて
輸入されたそうです。
ただ現在では
要注意外来生物に指定されていて
警戒されている模様。
まあ、見つけた場所は
水辺とは言えないし
プランターに一輪だけなので
溢出しないとは思いますけど
今後、別の場所で見かけたら
印象が違って見えそうです。
「四季の山野草図鑑」という
サイトの記事によれば
フランスでは
三つの垂れ下がった花弁
(外花被片)に注目して
キリスト教の教義のひとつ
三位一体の象徴とされ
フランス王家の紋章にも
なっていたのだとか。
フランス王家の紋章は
百合の花を模しているのかと
思っていたんですけど
Wikipedia を見たら
今回の黄菖蒲や匂いイリスを
指しているのだそうで
驚いた次第です。
フランス王家に由来する
と知れば
要注意外来生物として
迫害されるのも運命か
とも思ったり。


