スペイン出身のオペラ歌手

テレサ・ベルガンサが

この13日に亡くなった

という記事を

mixi ニュースで知って

びっくりしています。

 

mixi ニュースで配信されるほど

有名だったんだというのが

ちょっと驚きだったのでした。

 

 

かくいう自分が

テレサ・ベルガンサの名前を知ったのは

皆川達夫『ルネサンス・バロック

名曲名盤100』(1992)で

目にしていたからです。

 

ペルゴレージ作曲

『スターバト・マーテル』の項で

クラウディオ・アバド指揮の旧盤を

紹介したのに続けて

「同じくオペラティックな演奏では、

 フレーニとベルガンサの顔合わせがあります」

と書かれているんですね。

 

その盤というのがこちら。

 

フレーニ&ベルガンサ『スターバト・マーテル』

(ポリドール F20A 20074、1989.7.1)

 

フレーニというのは

イタリア生まれのソプラノ歌手

ミレッラ・フレーニ

この方は2020年に

亡くなっています。

 

器楽演奏は

エットーレ・グラチス指揮

ナポリ・スカルラッティ管弦楽団で

録音は1972年3月。

 

 

「オペラティックな演奏」云々より

全体的にあまりにテンポが遅いので

一度、聴いたまま

ほっぽいといた1枚なのでした。

 

追悼の意味も込めて

聴き直したいと思います。

 

 

なお併録の

ペルゴレージ伝

ヴァッセナール伯作曲

6つの合奏協奏曲は

トーマス・フューリ指揮

カメラータ・ベルンの演奏で

1980年9月の録音です。

 

タスキ(オビ)には

「ペルゴレージ伝/

 ヴァッセナール伯作曲」

とあるだけですけど

ジャケ裏を見ると

異様に詳しく書かれていて

ちょっと驚かされたり。

 

フレーニ&ベルガンサ『スターバト・マーテル』ジャケ裏(部分)

 

ここには

第1番、第4番、第5番しか

収録されていませんけど

のちに全曲を収めたCDが

リリースされています。

 

そちらの方は

出た時に買っており

本盤を中古で買った時

おやおやと思ったものでした。

 

その偽作の方は

機会があればそのうちに。