昨日、出かけた際に
ご近所の庭で
咲いているのを見かけました。
ハナノナで調べると
一発で正解。
カタカナだと
「アヤメ」で済みますが
漢字で書くとなれば
菖蒲・文目・綾目
三通りもあります。
菖蒲は「ショウブ」と
読むのではないか
と思ってたんですけど
「アヤメ」とも読むようで。
名前が
外花被片の基部
(爪部[そうぶ])の
模様に由来するのは
いうまでもありません。
繊細で綺麗なのには
びっくり。
前回の姫赤立羽といい
造化の美には
脱帽させられますね。
(本5月3日撮影)
今回の記事タイトルですけど
個人的な感覚でも
カタカナ表記の方が
目に馴染んでいるという気は
しないでもありません。
でも、こちらでは
漢字表記があるなら
あえて漢字表記を
選ぶ方針にしていますので
「ショウブ」と読まれやすい
「菖蒲」を避け
「アヤ」と読まれやすいであろう
「綾」の字の方を選びました。
ちなみに
菖蒲湯の菖蒲は
科が異なるそうで
綾目はアヤメ科
菖蒲はショウブ科と
個体名がそのまま
科名になっています。
菖蒲の花は肉穂花序
[にくすいかじょ]といって
因幡の白兎で有名な
蒲[ガマ]の穂のような形で
綾目とはまったく異なります。
とはいっても
蒲の穂なんて
おそらく絵本の挿絵でしか
見たことないですけど。(^^ゞ


