綾目

 

昨日、出かけた際に

ご近所の庭で

咲いているのを見かけました。

 

ハナノナで調べると

一発で正解。

 

綾目(ハナノナ)

 

カタカナだと

「アヤメ」で済みますが

漢字で書くとなれば

菖蒲・文目・綾目

三通りもあります。

 

菖蒲は「ショウブ」と

読むのではないか

と思ってたんですけど

「アヤメ」とも読むようで。

 

 

名前が

外花被片の基部

(爪部[そうぶ])の

模様に由来するのは

いうまでもありません。

 

繊細で綺麗なのには

びっくり。

 

前回の姫赤立羽といい

造化の美には

脱帽させられますね。

 

綾目(2022.5.3)

(本5月3日撮影)

 

今回の記事タイトルですけど

個人的な感覚でも

カタカナ表記の方が

目に馴染んでいるという気は

しないでもありません。

 

でも、こちらでは

漢字表記があるなら

あえて漢字表記を

選ぶ方針にしていますので

「ショウブ」と読まれやすい

「菖蒲」を避け

「アヤ」と読まれやすいであろう

「綾」の字の方を選びました。

 

 

ちなみに

菖蒲湯の菖蒲は

科が異なるそうで

綾目はアヤメ科

菖蒲はショウブ科と

個体名がそのまま

科名になっています。

 

菖蒲の花は肉穂花序

[にくすいかじょ]といって

因幡の白兎で有名な

蒲[ガマ]の穂のような形で

綾目とはまったく異なります。

 

とはいっても

蒲の穂なんて

おそらく絵本の挿絵でしか

見たことないですけど。(^^ゞ