昨日は塾の会議で立川へ。
バスを降りて
JRの駅に行く途中の
造成地に咲いてたのが
こちら。
(根元左に見えるは姫踊子草)
ハナノナで調べてみると
「セイヨウカラシナ」
(西洋芥子菜)と出たり
「ノハラガラシ」(野原芥子)
と出たりして
AI も迷っているようで。
ちなみに似た花では
西洋油菜[セイヨウアブラナ]
というのもありまして
検索すると
西洋芥子菜と西洋油菜との違い
という記事が
よくヒットします。
それらを読んでみると
【西洋油菜】
・花が固まって咲く
・4枚の花弁が十字架状につく
・葉っぱの基部が茎を抱く
・根元の大葉に鋸歯がない
【西洋芥子菜】
・花が茎にバラけて咲く
・4枚の花弁が2枚ひと組に見える
(Hの字状に見える)
・葉っぱの基部が茎を抱かない
・根元の大葉に鋸歯がある
ということになるようです。
で、今回の個体ですが
花弁が十字架状につき
根元の葉っぱに鋸歯がないので
西洋油菜になりそうです。
ちなみに野原芥子の場合
茎の途中の葉に
鋸歯がありますので
これは明らかに違うだろうと。
茎の途中の葉が
茎を抱くかどうかがポイント
だと知っていれば
それがわかるように
写真を撮ったんですけど
残念ながら後の祭り。
ただし
アブラナ科の植物は
自然交雑しやすいらしく
西洋油菜と西洋芥子菜が交雑して
両者の特徴が混ざり合っている
という可能性もあり
正確に見分けることが
難しいのだとか。
それもあって
今回の花が西洋油菜かどうか
今ひとつ確信が持てないので
アブラナ科アブラナ属の
花の総称でもある菜の花を
タイトルにしときました。
実は先日
日本近代文学館からの帰り
井の頭線の線路沿いにも
似た花が咲いていて
その時はハナノナで調べたら
西洋芥子菜と出ました。
(4月12日撮影。以下同じ)
あの時も花ばかりに注目して
茎の途中の葉には注意を向けず
根元の大葉に鋸歯がないので
西洋芥子菜かと思いつつも
気になってしょうがなかったり。
次に通るときには
もう咲いてないだろうなあ。
しかしそれにしても
井の頭線沿線のものは
茎の伸び方がすごいというか
よく途中で折れないものだと
感心することしきりなのでした。





