本日はお日柄もよく

(空気はやや冷たかったですけど)

熱も下がったようなので

資料館から取り寄せた

コピー代の振込を兼ねて

銀行へ行くことに。

 

途中

以前、仏の座を見かけた

側溝そばの

石垣前を通りかかると

目にとまったのがこちら。

 

蕗(全体)

 

近づくと花らしきものが。

 

蕗

 

さっそくハナノナで

調べてみたところ

なんと「フキ」と表示されました。

 

蕗(ハナノナ)

 

蕗って、あの

食べられる蕗だよねえ

とか思いつつ

帰ってから検索してみたら

確かに蕗のようでした。

 

 

蕗は雌雄異株の植物で

つまり雄花と雌花に

分かれています。

 

今回、咲いていたのは

雄花か雌花か

自分的に

判断が難しいんですけど

 

蕗(アップ)

 

Wikipedia によれば

雌花は花冠が糸状で

「肉眼では白い毛が

出ているようにしか見えない」

そうですから

たぶん、雄花かと。

 

 

早春に土の中から出る

蕾のように見える花冠が

蕗の薹[とう]だそうです。

 

ですから

土の上に咲くものとばかり

思っておりましたが

まさか石垣の隙間に咲くとは

思いもよりませんでした。

 

 

このあと

花茎[かけい]はどんどん伸びて

(70センチくらいになるのだとか)

冠毛(綿毛)が付いた果実を

結ぶそうです。

 

そうなるともはや

蒲公英[たんぽぽ]や

野芥子[のげし]と

区別がつきませんね。

 

 

葉っぱと茎が

食用になるそうですけど

自生種(野生種)は

灰汁[あく]が強いらしい。

 

それを抜くのが手間とはいえ

それよりなにより

茎も痩せている感じだし

石垣に生えているという点で

アヤシすぎて食べる気にならない

というのが正直なところかも。( ̄▽ ̄)

 

 

それにしても

ふだん歩く道沿いで

蕗を見かけるなんて

思ってもいませんでした。

 

生活が苦しくなったとき用の

救荒食材として

覚えておこうかしらん。