これもおととい
買い物に行った帰り
更地の駐車場の崖に
白い花が咲いているのが
目に入りました。
駐車場に入る道に回り込んで
ハナノナで調べてみたところ
「ハナニラ」と出た次第です。
別名が
「イノコヅチ イフェイオン」
「スプリングスターフラワー」
「セイヨウアマナ」等々
やたらと表示されました。
イノコヅチイフェイオンの
イフェイオン ipheion
(アイフェイオンとも)自体が
花韮のことなので
それにイノコヅチ(猪子槌)
と付ける理由は
よく分かりません。
検索してみてもヒットしないし
単なるデータ入力間違い
という可能性大です。
スプリングスターフラワーが
花期と花弁の形からきている
というのはすぐ分かりますね。
「ベツレヘムの星」
という別名もあります。
セイヨウアマナ(西洋甘菜)は
どういう由来かは不詳ですけど
明治時代に輸入された際
大甘菜[オオアマナ]と
似ていることから
付けられたものでしょうか。
ちなみに大甘菜も
「ベツレヘムの星」
と呼ばれるようです。
他に
韮のような匂いのする水仙
ということで
韮水仙とも呼ばれるようです。
韮のような匂いというのは
花の香りではなく
葉っぱや茎を切ると
そういう匂いがするのだとか。
知らなかったので
試していませんが
知っていても
切るのはちょっと
ためらわれます。
花自体の芳香も良いそうですが
花の数が少ないためか
(あるいはマスクのせいかも)
残念ながら分かりませんでした。
ちなみに
バックシャンだと
書いている記事も
ヒットしましたが
知らなかったものですから
花弁の後ろからの写真は
撮っておりません。
今度、出かけた時に
確かめてみましょうか。
今は、花弁の先端が
微かに青紫色なことから
後ろ姿を偲んでいただければと。
ヒガンバナ科の
球根植物ですから
種で増えるわけでもないのに
なぜかこんなところに生えている。
誰かが植えたのか、
誰も植えてないのだとしたら
なぜこんなところに生えるのか。
先日の
土手の水仙もそうですが
なんとも不思議なことです。
なお
同名の食用野菜もありますが
今回の花韮は
食用にはならないそうです。
残念。( ̄▽ ̄)