本日は
喘息の定期の診察で
病院に行ってきたんですけど
その途上で見かけたのが
こちら。
茎がたいそう立派なので
印象的だったんですが
頭花を見て
小栴檀草だと思ったため
ハナノナでは調べていません。
ところが帰宅後
お馴染み『草花・雑草図鑑』で
確認してみたところ
どうも違うっぽい。
同書のコセンダングサのページに
「くらべる」という囲み記事があり
アメリカセンダングサが
写真と共に紹介されています。
その説明文中に
「コシロノセンダングサには
白色の舌状花がある」
と書いてあったので
そちらのほうだと思い
いろいろ検索してみた結果
確定できたと思ったんですが……。
小栴檀草は
種内変異が大きいようで
白の小栴檀草もそのひとつ。
別名として
「白の栴檀草」や
「白花栴檀草」
[シロバナセンダングサ]
というのがあり
いずれも舌状花に由来します。
ネットで検索すると
舌状花の大きい写真が
多くヒットするので
微妙かなあ
と思ったんですけど
まず、小白の栴檀草で
間違いないだろうと思い
今回の記事をいったん
書き上げたんですけど……。
しばらくして
もう一度つらつらと
小白の栴檀草を
ネットサーフィンしていたところ
mirusiru.jp というサイトの
コシロノセンダングサのページに
辿り着きました。
その説明を読んでいくと
「コセンダングサとの雑種
アイノコセンダングサ
(合の子栴檀草)を作る」
と書いてあって
慌ててリンク先に飛んでみたら
まさにどんぴしゃり。
mirusiru.jp の説明によりますと
白い部分が筒状花であれば
合の子栴檀草で
舌状花なら小白の栴檀草
ということになるそうです。
でも、そんなのは
ルーペでよく見ないと
分かるはずもなく。
また
舌状花とか筒状花とかを
意識して写真に撮らないと
見分けられるように
撮れるはずもなく。
mirusiru.jp の写真には
「コシロノセンダングサに近い
アイノコセンダングサ」
というキャプションのもあって
もう何が何だか。( ̄▽ ̄)
ちなみに mirusiru.jp の説明に
「アイノコセンダングサの
ミニチュア版のような花は
ハキダメギク(掃溜菊)」
という一文もあります。
なるほどそれなら
今回のは合の子栴檀草だろうと
むりやり腑に落ちさせた次第です。
小栴檀草おそるべし。