昨日の地震で

また本の山が崩れてしまい

傷心を抱えながら

注文した古本の

代金を振り込むため

出かけてきました。

 

本が崩れるたびに

もう買うのはやめようか

読まない本は売るべきかなあ

とか思うんですけれど

こればかりは病膏肓で

買うのをやめるのも断捨離も

できそうにありません。

 

銀行でお金を下ろした帰りに

川沿いを歩いていたら

目に入ってきたのがこちら。

 

葛

 

花が束になった蔓が

目の前に伸びてきてたので

さっそくハナノナで確認。

 

葛の花(ハナノナ)

 

帰ってから検索してみたら

正解でした。

 

花弁の上側にあたる

旗弁[きべん]のところに

黄斑[おうはん]があるのが特徴で

葡萄のような香りに誘われて

熊蜂が蜜を吸いに来ると

『草花・雑草図鑑』

書いてありました。

 

 

葛の花

以前にも取り上げていますが

その時は黄斑なんて

確認してませんでしたし

下向きに開花する感じなので

視認できてないというべきか。

 

今回はたまたま

確認できたわけですけど

花の咲き方は

前に取り上げたの時のように

房のように密生して

下から咲くというのが

一般的のようです。

 

 

ところで

よくよく見ると

花に何か虫がとまってます。

 

葛の花

 

カメムシか何かの仲間かしらん。

 

やっぱり蜜を

吸ってたんでしょうかね。

 

Wikipedia によれば

いろいろな虫がつくそうですが

そこに例として上がっていた虫とは

ちょっと違う感じです。

 

 

位置を勘違いしてなければ

確かこの辺りには

赤芽檞[アカメガシワ]が

生えていたはずなんですけど

 

赤芽檞

 

駆除されたのか、それとも

つる植物の旺盛な繁殖力で

枝々に絡みつかれて

枯死したものか。

 

赤芽檞の花も

見たかったんだけどなあ。

 

 

それはともかく

葛は秋の七草のひとつですが

こんなに大きく繁茂するとは

思いもよらないというか

すっかり忘れてました。

 

そもそも以前

当ブログで記事にしたことも

忘れてたくらいで。(^^;ゞ

 

 

葛は食用や薬用に

使われることで有名ですが

使われるのは

主に根っこ、塊根の方。

 

ここまで大きいと

塊根も大きそうですけど

さすがに川の土手だと

ちょっとやそっとじゃ

掘り出せそうにありません。

 

もっとも掘り出せたとしても

そんな盗掘(?)行為を

街中でしてたりしたら

不審人物として

通報されそうですけどね。( ̄▽ ̄)