カタバミの別名に

「すいば」とあるので驚いたと

オオキバナカタバミを取り上げた際

書きました。

 

「すいば」といえば

別の草が連想されると

そのとき書きましたけど

その連想する別の草というのが

今回ご案内のこちら↓です。

 

スイバ(ハナノナ)

 

で、こちらには

以前ご案内の

虎杖(イタドリ)の別名と同じ

「スカンポ」という

地方名もあります。

 

北原白秋の童謡

「酸模[すかんぽ]の咲くころ」が

初出誌の『赤い鳥』に載った際

その挿絵は虎杖というより

酸葉[すいば]に見えると

そのとき書きましたけど

まさかその酸葉の方も

近所で見かけるとは

思いもよりませんでした。

 

スイバ

 

一本だけで咲いていると

頼りない感じですが

 

スイバ(1本)

 

街路樹の下のスペースに

群生しているものは

なんだか勢いがある感じ。

 

スイバ(群生)

 

英名のソレル sorrel は

手元の辞書だと

スイバだけでなく

カタバミも含めて

酸味のある植物を

指す言葉のように

説明されています。

 

Wikipedia にある

common sorrel は

見出し語になってません。

 

この場合の common は

「普通の、並の、よくある」

「ありふれた、平凡な」

という意味になりましょうか。

 

 

花期は5月から8月にかけて

だそうですけど

4月なのに

もう咲いているのは

やっぱり暖かいからなのか。

 

食用や薬用になる

というのはともかく

Wikipedia には

昔は子供のおやつにもなった、と

ものの本から引いてあって

ほんとかしらと思ったり。

 

実際に試してみれば

すぐ分かることですが

ちょっと悩ましいところ。( ̄▽ ̄)