前回の記事の最後でふれた

「銀座のパキラ」というのは

山本正之の楽曲タイトルで

スタジオ・アルバムとしては5枚目の

『鐘ノネ響キテ』に収録されています。

 

『鐘ノネ響キテ』

(マイカルハミングバード HBCL-8020、1993.4.21)

 

販売はパイオニアLDC。

 

 

山本正之は

タイムボカン・シリーズの

主題歌や挿入歌を作曲したことで

知られています。

 

マイミクさんの朱乱さんがお好きで

その影響で、いっときライブに行ったり

CDを買ったりしていました。

 

……ということについては

こちらのブログで以前紹介した

OVA『究極超人あ〜る』(1991)の

サントラCDの記事でも

書いた通りです。

 

 

山本正之の楽曲には

1曲の長さが10分近くにもなる

長編が多いのですが

「銀座のパキラ」も

7分16秒にわたる長編です。

 

パキラというのは観葉植物

銀座の凮月堂から始まり

いろいろな場所を遍歴して

その場所の関係者と会話するという

諷刺と皮肉の利かせた

コミック・ソングになっています。

 

間奏などで

場所やシチュエーションゆかりの

懐メロのメロディーを引用するのが

アクセントになっており

そういう山本らしいパロディ味も

聴きどころのひとつ。

 

 

その後、未発表の続編が

『山本正之シングル文庫/銀座のパキラ』

として、まとめられました。

 

『山本正之シングル文庫/銀座のパキラ』

(パイオニアLDC: PIDA-1024、1995.12.21)

 

「銀座のパキラ」という

タイトルではありますが

第1作目は収録されておらず

「銀座のパキラ II 望郷編」(7分2秒)

「銀座のパキラ III 新幹線編」(5分7秒)

「銀座のパキラ IV 紐育編」(7分4秒)

の3曲を収録(カッコ内は曲の長さ)。

 

 

山本正之のスタジオ・アルバム、

7枚目(かな?)の

『アノ世ノ果テ』(1995)まで

買い続けたのですけど

その後は当方の懐の関係もあり

買わなくなってしまったので

パキラ・シリーズが

さらに続いたのかどうかは

分かりません。

 

それはそれとして

『アノ世ノ果テ』以降も

がんばって買い続けていたら

たいしたコレクションに

なっていたでしょう。

 

通りすがりのファンで

終わってしまったことを

今となっては

ちょっぴり残念に思うのでした。( ´(ェ)`)

 

 

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