今朝の
『ハピネスチャージプリキュア!』
10周年記念メッセンジャーは
『スマイルプリキュア!』の
キュアマーチでした。
キュアマーチは
初登場エピソードを観逃しており
また、本放送当時
キュアサニーとキャラが被る
という印象を持ったことを
覚えています。
幼い弟妹が多いという設定も
あまり活かされていなかったような気がされ
それがサニーとキャラが被るという印象を
助長していたのかな、と。
まあ、それはともかく
お題の内容に移りますと
先に『戦前日本SF映画創世記』を紹介した際
「SF映画の父といわれる」と但し書き付きで
ジョルジュ・メリエスの
『月世界旅行』(1902)に言及しましたが
その映像が収められているのが
下のDVDです。

(WHDジャパン制作、フォワード販売
IDM-323、2009.2.26)
タイトルには
「映画創世記短編集」という
角書きが付いています。
以前、紹介した
『不思議の国のアリス 1903-1915』を
Amazon で購入した際
「よく一緒に購入されている商品」として
引っ掛かってきたものでした。
こんなものが今、簡単に観られるのか!
と驚いて、一緒に購入したのでした。
砲弾型のロケットが月に刺さっっている
ジャケットのイラストを見て
ああ、これかあ、と思った人も
いるかもしれませんね。
自分も、映画史か何かの本で
このカットだけは見知っていましたが
実際の映像は
このDVDで観るのが初めてでした。
『月世界旅行』の他に
やはりメリエスの作品である
『日食』(1907)と
ヴィキング・エッゲリングの
『対角線交響楽』(1924)
ハンス・リヒターの
『午前の幽霊』(1928)という
三作品が収録されています。
いずれもサイレント作品で
『月世界旅行』のみ
英語のナレーションがあり
日本語の字幕が付いてきます。
おそらく使用したプリントが
アメリカで上映されていたものだから
英語のナレーションなのでしょう。
サイレントなので
どの作品にも付随音楽が付いてきますが
どれもオリジナルではなく
商品化のために付けられたものかと
思われます。
で、この付随音楽、
『月世界旅行』以外は、実にひどい(苦笑)
特に『対角線交響楽』に関しては
幾何学的な模様が出たり消えたりする
アニメーション的な作品なんですが
「交響楽」というタイトルなのだから
その動きに合わせて
オーケストラ音楽を付けるべきなのに
ピアノ独奏であるだけでなく
まったく合っていないのが、何とも。┐( ̄  ̄)┌
ピアノ独奏でもいいんですが
その演奏がまったく交響楽的でないあたり
何を考えて編集してるんだという感じです。
『午前の幽霊』では
バッハのゴルトベルク変奏曲が
使われていますが
これまた映像の動きとシンクロしてないし
何より、モダン・チェンバロらしき演奏の
音質がひどい。
この記事を書くために
今回、久しぶりに観てみましたが
実は今回で観るのが2回目だったりします。
買ったときに1回観て
その後、ほったらかしにしといたのは
付随音楽がひどいせいだったかと
今回、観直して思いましたけど
『月世界旅行』に関しては
ヴァイオリンとピアノによる演奏が
割と合っていて、いい感じですね。
それでもラストで
唐突にナレーションが切れるという
編集の杜撰さは
如何ともしがたい感じがされるのですが。
『月世界旅行』については
最近、彩色されたフィルムが
スペインで発見され
それがリマスタリングの上に
Blu-ray 化されたようです。
Amazon でのコメントを見ると
付随音楽がひどいようですが
これから観ようという人は
そちらで観た方が楽しめるかも知れません。
当時、メリエスが自ら
彩色したものからのプリントだそうで
いったいどういうふうに見えるのか
という点からも興味津々なんですが
残念ながら、前にも書いた通り
ウチには Blu-ray プレイヤーがないのでした. . . orz

『ハピネスチャージプリキュア!』
10周年記念メッセンジャーは
『スマイルプリキュア!』の
キュアマーチでした。
キュアマーチは
初登場エピソードを観逃しており
また、本放送当時
キュアサニーとキャラが被る
という印象を持ったことを
覚えています。
幼い弟妹が多いという設定も
あまり活かされていなかったような気がされ
それがサニーとキャラが被るという印象を
助長していたのかな、と。
まあ、それはともかく
お題の内容に移りますと
先に『戦前日本SF映画創世記』を紹介した際
「SF映画の父といわれる」と但し書き付きで
ジョルジュ・メリエスの
『月世界旅行』(1902)に言及しましたが
その映像が収められているのが
下のDVDです。

(WHDジャパン制作、フォワード販売
IDM-323、2009.2.26)
タイトルには
「映画創世記短編集」という
角書きが付いています。
以前、紹介した
『不思議の国のアリス 1903-1915』を
Amazon で購入した際
「よく一緒に購入されている商品」として
引っ掛かってきたものでした。
こんなものが今、簡単に観られるのか!
と驚いて、一緒に購入したのでした。
砲弾型のロケットが月に刺さっっている
ジャケットのイラストを見て
ああ、これかあ、と思った人も
いるかもしれませんね。
自分も、映画史か何かの本で
このカットだけは見知っていましたが
実際の映像は
このDVDで観るのが初めてでした。
『月世界旅行』の他に
やはりメリエスの作品である
『日食』(1907)と
ヴィキング・エッゲリングの
『対角線交響楽』(1924)
ハンス・リヒターの
『午前の幽霊』(1928)という
三作品が収録されています。
いずれもサイレント作品で
『月世界旅行』のみ
英語のナレーションがあり
日本語の字幕が付いてきます。
おそらく使用したプリントが
アメリカで上映されていたものだから
英語のナレーションなのでしょう。
サイレントなので
どの作品にも付随音楽が付いてきますが
どれもオリジナルではなく
商品化のために付けられたものかと
思われます。
で、この付随音楽、
『月世界旅行』以外は、実にひどい(苦笑)
特に『対角線交響楽』に関しては
幾何学的な模様が出たり消えたりする
アニメーション的な作品なんですが
「交響楽」というタイトルなのだから
その動きに合わせて
オーケストラ音楽を付けるべきなのに
ピアノ独奏であるだけでなく
まったく合っていないのが、何とも。┐( ̄  ̄)┌
ピアノ独奏でもいいんですが
その演奏がまったく交響楽的でないあたり
何を考えて編集してるんだという感じです。
『午前の幽霊』では
バッハのゴルトベルク変奏曲が
使われていますが
これまた映像の動きとシンクロしてないし
何より、モダン・チェンバロらしき演奏の
音質がひどい。
この記事を書くために
今回、久しぶりに観てみましたが
実は今回で観るのが2回目だったりします。
買ったときに1回観て
その後、ほったらかしにしといたのは
付随音楽がひどいせいだったかと
今回、観直して思いましたけど
『月世界旅行』に関しては
ヴァイオリンとピアノによる演奏が
割と合っていて、いい感じですね。
それでもラストで
唐突にナレーションが切れるという
編集の杜撰さは
如何ともしがたい感じがされるのですが。
『月世界旅行』については
最近、彩色されたフィルムが
スペインで発見され
それがリマスタリングの上に
Blu-ray 化されたようです。
Amazon でのコメントを見ると
付随音楽がひどいようですが
これから観ようという人は
そちらで観た方が楽しめるかも知れません。
当時、メリエスが自ら
彩色したものからのプリントだそうで
いったいどういうふうに見えるのか
という点からも興味津々なんですが
残念ながら、前にも書いた通り
ウチには Blu-ray プレイヤーがないのでした. . . orz
