先にブログでも書いた通り、
7月3日(火)は高田馬場にある
アコースティック・ライブ&焼酎バー
四谷天窓に行ってきました。

約1か月ぶりになりますが、
Ticori's Fairground の
ライブがあるということで。

$圏外の日乘-四谷天窓入口(2012.7.3)

トップバッターは武内 将(まさ)さん。
立ってアコギの弾き語りで6曲披露。

民謡調の曲があり
通る張りのある声が印象的でした。
曲によってはファルセットになるんですが
なった途端、やや音が薄くなる感じでした。


2番手はアベハヤトさん。
座ってアコギの弾き語りで5曲披露。

この日のアーティストの中では
ノンシャランな感じの曲調でしたかね。


3番手は、はるのまいさん。
立ってアコギの弾き語りで5曲披露。

はるのさんと Ticori's Fairground が
対バンになるのは、
Ticori's の鈴木岳人さんが四谷天窓に出た時
そのあとの、晴れ豆での知香さん名義のライブ
そして今回とで、3度目です。

こんな偶然(?)てあるんですね。


4番手は永山夏希さん。
キーボード弾き語りで5曲披露。

永山さんの演奏では、
ワルツ調の「タイト」が良ござんした。
ちなみにそちらの曲、myspace で聴けます。


そして当日のトリが
Ticori's Fairground でした。

以下、セトリ。

01.Contradiction(guitar)
02.雨、心っ足らず(guitar)
03.I ce cream(keyboard & guitar)
04.Rei(keyboard & guitar)
05.Humming train(guitar & maracas)

「Contradiction」冒頭のスキャット後
「こんにちは、Ticori's Fairground です。
よろしくお願いします」と挨拶が入って、歌に。

今回のステージの音響は
ものすごーくリバーブがかかってました。
ウィスパー気味の声を
拾おうとしたんでしょうか。

ウィスパー・ヴォイスの残響が響き過ぎて
ちょっとたとえが悪いかもしれませんが、
カラオケ・ボックスで
リバーブ効かせ過ぎているような
感じだったかなあ。

ハコが小さいですからね。
余計そんなふうに聴こえるんだと思います。

で、MCに入るとリバーブが
いきなり取れるんですよね。
もちろん、取れた方がいいんだけど
落差が激しすぎる感じで(藁

Ticori's Fairground の由来など
自己紹介をしてから
知「今日はお足下の悪い中、
  ありがとうございます。
  まだ、雨降ってますかね……(笑)」
岳「何がおかしいんですか」
知「いや、タイトル言う前に
  分かってる人が一人
  いたかなあと思って(笑)
  いつも私が定番で歌っている曲が
  あるんですけれども」
というやりとりがあって
「雨、心っ足らず」に。

歌い出し、声がやや小さく聴こえました。
途中からマイクの音量が上がったのかな。

このとき、本人ブログでも書いている
トラブルが発生しました。

2コーラス目のBメロで声が出なくなって
咳き込みまして、
それでもギター演奏は続き
サビのコーラスも
岳人さんオンリーで続けたんですが
どうにも声が出ないというのを見かねてか
「水、飲みましょうかね」とフォロー。
知香さんは後ろにおいてあった水を飲みにいき、
その間ギターの演奏は一度も止まらず、
Dメロ前のスキャットから声が戻りました。

何度も声を出そうとして出なかったり
水を飲んだあとは
ちょっと涙目で歌っていたのが
痛々しい感じでしたけど、
でも、演奏を止めずに最後までいったのは
良かったように思います。

岳「ま、こんなトラブルも」
知「ごめんなさい」
岳「ライブなんで、たまにはあります。
  煙とかが気管に入ると息が詰まって
  呼吸できなることがありますよね」
知「さっき楽屋で、はるのさんと
  ちょっと咳き込むかもしれないですね
  みたいなこと言ってたんですが、
  ちょうど、そうなってしまいました。
  ごめんなさい」
というやりとりをしながら
知香さんはキーボード前に移動。

調整している間、岳人さんがMCで、
先月は一度もライブがなかったこと、
久々のライブで一か月も空くと
すごく緊張するということ、
今まで出来てたものも急に
やっぱ一か月で
出来なくなるもんなんですね、
という話をし、
「そういう話を聞くと悲しい」
と知香さんが口をはさむと
「悲しいと言っても事実なんでね、
 もっとこれからどんどんやってかないと」
というやりとりの流れで、
告知に入りました。

告知後、
ha ha と発声練習的に声出しをし、
もう大丈夫かな、と知香さん。
岳「こんくらい空けば……」
知「もう大丈夫です」

「すみません。今日は2曲さらっと歌って
 楽しいお話をしたかったんですけど
 実は今日……あ、あとで話した方がいいかな」
「いや、何の話か自分も知らないんですけど」
「じゃあ……今日話したいことがあったんですが
 7月3日は鈴木くんの
 ハッピー・バースデーでございます」
(会場拍手)
「そんなにもったいぶらなくても、
 もっとすごいことかなあと思ったら。
 今日、実は自分の誕生日で、
 全然気づかなくて、朝も気づかなくて
 ここの天窓に来てスタッフさんに
 おめでとうございまーすと言っていただいて
 何かなーと思ってたんですけど
 それで初めて気づいて」
「私は忘れてました(笑)」
「朝、ここまで来る間、
 いろんな話をしてたんですけど
 まったく、おめでとうございますの
 一言もなかったですね」
(知香苦笑)
「でも、年齢行くと
 あんまり誕生日関係ないですね、正直。
 その年々に、それぞれ自身を持って
 行きていきたいと思ってますので」
というやりとりのあと、「I ce cream」に。

声はまったく復調した感じでした。
でもピアノの音、低音部の和音が
濁っていた感じかなあ。

演奏後、出身県の話、家族が多い話、
犬と猫が一匹ずついること、
その中で中学校1年の時から飼っていて
だーい好きな犬が去年死んでしまった
という話をして、「Rei」に。

最後のMCでは

 いろいろ喋ろうかなと思ったんですけど(笑)
 いつも、考えてないでしょって
 来てくださる方に言われるんですけど(笑)
 そんなことはないんです。
 考えてるんですけど全部、
 頭が白くなって忘れてしまうんですけど、
 はるのさんのMCを聞いて、
 自分が歌っていく中で
 何を目標としてやっていけばいいか
 日々悶々と考えてしまうこともあるなあって
 すごい共感したんですけど、
 実は朝から鈴木くんとも、
 私はバースデーを忘れながら(笑)
 いろんな音楽の話をしてたんですけど
 やっぱりこうやって歌わせてもらって
 来てくださってるみなさまの応援があって
 そういうことってすごい幸せなことだなあって
 自分たちの支えになってるなあって思いました。
 パクってすみません(笑)

という話をして、そのままキーボードの前で
「Humming train」に。

ちなみにこの時は
リバーブがあまり気になりませんでしたが
慣れたのか、曲調に合っているのか……?


ライブ終了後
歓談する時間がありましたが、
「Humming train」の時
ステージ中央に戻らなかったのは
風を受けて声が出なくなるのを
用心してのことだという話でした。

MCの時に知香さんも話してたように
確かに、はるのさんも演奏の途中で
声がかすれた時があったんですよね。

他の人は、そういうことは
なかったようですが……謎だ(?_?)


久しぶりのライブ、
ハプニングもあって、ハラハラしましたけど
それもライブならではの醍醐味で
そういうことも
いつか笑って話せるでしょう。

ライブ後に、もう笑って話してたけど(藁


例によって長文深謝m(_ _)m

Ticori's の知香さん、岳人さん、
対バンのみなさん、
スタッフのみなさん、
お疲れさまでした。