30分や1時間ほどの
通勤や通学時間に読むのに
ちょうど良い本
というのがありますね。
読む時に緊張感がいらず
そこそこの短さで
持っても重くなくて
(最近、これが大事だったりw)
乗り換えとかで途中で集中が途切れても
またすぐ読み続けられるような本。
といって
くだらないお喋りのような本は
読む気にもなりませんし
などと考えると
なかなか選択が難しいのですが
最近、ドンピシャのツボだったのが
この本でした。

(中公文庫、1981年7月10日発行)
歌舞伎狂言作者の宇野信夫が
折に触れて聞いた話や読んだ本から
印象に残ったものを
ノートに書き溜めておいたものの
蔵出し、とでもいえばいいでしょうか。
宇野信夫自身が自作の作物に
使ったものもあるようなので
いわばネタ帖ですね。
原典が記されているのもあり
記されていないものもあり。
時には、落語に使われたとか
小説のネタになったとか
蘊蓄が簡単に記されていて
こちらの知らないことだったりしたら
(て、ほとんどが、そうですが【苦笑】)
ちょっとトクした気分にもなる、
そんなところが良かったり。
いちばん印象に残っているのは
三方一両損の話で、
内容は有名だから知ってましたが、
本来は大岡越前の裁きではない
ということは、知りませんでした。
その他、武将の話もありますし、
怪談話や探偵もの・犯罪もの
なんかもあります。
中には自分が出典本を持ってるのも
ありましたが
ちょっとした巷談集みたいな感じで
読んでて面白かったです。
ただし、
日本の王朝時代を背景とする恋愛ものは
つまんなかったかなあ。
おススメ、といいたいところですが
残念ながら品切れ本です。
当の自分は
先日、mona records に行ったとき
下の古本屋の店頭ワゴンで見つけました。
Amazon では10円で出てますから
さほど珍しい本でもないようですね。
でも、良かったです。
通勤や通学時間に読むのに
ちょうど良い本
というのがありますね。
読む時に緊張感がいらず
そこそこの短さで
持っても重くなくて
(最近、これが大事だったりw)
乗り換えとかで途中で集中が途切れても
またすぐ読み続けられるような本。
といって
くだらないお喋りのような本は
読む気にもなりませんし
などと考えると
なかなか選択が難しいのですが
最近、ドンピシャのツボだったのが
この本でした。

(中公文庫、1981年7月10日発行)
歌舞伎狂言作者の宇野信夫が
折に触れて聞いた話や読んだ本から
印象に残ったものを
ノートに書き溜めておいたものの
蔵出し、とでもいえばいいでしょうか。
宇野信夫自身が自作の作物に
使ったものもあるようなので
いわばネタ帖ですね。
原典が記されているのもあり
記されていないものもあり。
時には、落語に使われたとか
小説のネタになったとか
蘊蓄が簡単に記されていて
こちらの知らないことだったりしたら
(て、ほとんどが、そうですが【苦笑】)
ちょっとトクした気分にもなる、
そんなところが良かったり。
いちばん印象に残っているのは
三方一両損の話で、
内容は有名だから知ってましたが、
本来は大岡越前の裁きではない
ということは、知りませんでした。
その他、武将の話もありますし、
怪談話や探偵もの・犯罪もの
なんかもあります。
中には自分が出典本を持ってるのも
ありましたが
ちょっとした巷談集みたいな感じで
読んでて面白かったです。
ただし、
日本の王朝時代を背景とする恋愛ものは
つまんなかったかなあ。
おススメ、といいたいところですが
残念ながら品切れ本です。
当の自分は
先日、mona records に行ったとき
下の古本屋の店頭ワゴンで見つけました。
Amazon では10円で出てますから
さほど珍しい本でもないようですね。
でも、良かったです。