昨晩は、幡ヶ谷の[36°5]で開かれた
「水野たかし LIVE!!」に行ってきました。

$圏外の日乘-『水野たかし LIVE!!』店頭看板

前田知香さんが対バンで出演されるからです。

今年初のヲ仕事ということになりますw

$圏外の日乘-物販するソックモンキー(2012.1.13)


最初はTamoo(タムー)さんのステージ。
キーボードの弾き語りで5曲を披露。

1曲目のズンチャっぽいリズムが面白かったです。


2番手が知香さんです。
以下、セットリスト。

01.BIG SMILE(カラオケ)
02.弱虫(guitar)
03.雨、心っ足らず(guitar)
04.Film(guitar & Keyboard)
05.Rei(guitar & Keyboard)

まずはカラオケで「BIG SMILE」。
今回は座って、
膝の上にソックモンキーを乗せての歌唱でした。

続いて鈴木岳人さんがステージに上がり、
MCでソックモンキーを紹介。

イリノイ州で毎年3月に
ヴィンテージの交換会が開かれるそうですが、
それはすごい、テディベア並みですな。

客席から、頭が取れるんだ
とか言われたんでしょうか、
(自分は後ろの方にいたので
 何と言われたのか、正確には分かりません)
「帽子取ると禿げてるんですけど」と返して
会場の笑いを誘ってました。

2曲目の「弱虫」も座っての歌唱。

ギターのアレンジはおとなしめな感じで、
1コーラス目の「♪この背中を押してくれた」の後
2コーラス目に入るときのギターが
消音処理じゃないのが、ちょっと良かったです。

演奏後に2人揃って水のボトルを手に取ったので、
やっぱり客席から何か反応があったんでしょう、
「水を求めてる感じが(笑)
 鈴木さんも後で歌うからね」
とか言ってました。

3曲目の「雨、心っ足らず」も座っての歌唱。
岳人さんがコーラスで加わるバージョンでしたが、
コーラスの声が今までの演奏よりも
より前面に出ているという感じでした。

そもそもヴォーカルの音自体、
「弱虫」の時よりも
厚みを増したように感じられました。
リバーブが利いている感じというか、
ややこもり気味だったというか。

ここで長めのMCが入りました。
岳人さんとの掛け合いで、
「いつも歌わせてくれと言ってるんですが、
 今回は新年一発目に特別に許しが出たので」
「はあ、去年も歌ったやん」
「まあ、一発、
 景気よく歌わせてもらいたいと思います」
「景気よく(笑)」
というようなやりとりがあってから、
4曲目の「Film」に入りました。

「Film」は岳人さんのオリジナルで
知香さんも言っている通り
前回(昨年末)のライブでも
岳人さんのヴォーカル・メインで披露してますが、
その時は、コーラスで加わったり
スキャット風の歌唱で絡んだりしていた知香さん、
今回は、サビでのコーラスで加わった他
キーボード伴奏も担当してました。
(スキャット風の絡みはなし)

分散和音風の定旋律が続くピアノ伴奏は
サビになると普通の和音演奏に替わり、
最後に再び分散和音風になる
というアレンジでしたが、
その最後の分散和音に戻る時に
ちょっと入りをミスってまして、
本人も後で反省してました(苦笑)

ピアノ伴奏バージョンも良かったけど、
スキャットも入れてほしかったかも。
(個人の印象ですが)

その後も長めのMCで、
続くステージの水野たかしさんの
リハのときのことをはなしてました。

感動した岳人さんが
水野さんの奏法をコピーしようとして
どうにもすごくてできなかったとか、
リハーサルなのに
本番を聴いているようなすごさだったとか
話してました。

そのすごさは、すぐに体験することになります。

ちなみに、次の[36°5]でのライブは
2月4日(土)だそうで、
その翌日wの5日(日)には
岳人さんのソロ・ライブがあるそうです。

5曲目は、前回のライブで曲名未定だった
死んだ愛犬に捧げる歌で、
タイトルの「Rei(レイ)」というのは
その飼っていた犬の名前です。

あとで知香さんに聞いたところよれば
ピアノ・アレンジ、少し変えたそうですが、
よく分かりませんでした(^^;ゞ

ケータイのボイレコで確認してみましたが、
2コーラス目のサビの後、
前回にはなかったスキャットが加わってたり
最後の大サビのスキャットが
微妙に違ってたりする気がしますけど
それはピアノ・アレンジの違いではないよなあ。


最後は当日のメイン、
水野たかしさんのライブでした。
ギターサポートに
辻邦博さんが加わってのステージで
アコギで、アンコールも含め12曲披露。

水野たかしさんは、
自分も、おととしのカウントダウンライブ
演奏に接している
水野裕志さんの父親だそうです。

最初は水野さんがソロで2曲披露。
1曲目の「継続」はフォークっぽい感じでしたが、
2曲目の「メッセージ」は
チューニングからインスト演奏に入り
インストからヴォーカル演奏に入りました。
そのインスト演奏がロック調で
アコギでここまでできるのかとびっくり。
実に迫力がありました。

演奏後、水野さんはステージを降りて、
替わって辻さんがステージに上がり、
まずは「Wrap Your day with music」をインスト演奏。
続いてヴォーカル曲の「The One Same Wish」を披露。

5曲目以降は水野さんがメイン、
辻さんがサポートで、
70年代に作った曲から最近の曲まで
息の合ったアンサンブルで7曲披露。

5曲目以降のセットリストは次の通り。

05.Feel Me
06.The Answer
07.サンドグラス
08.理由(リーズン)
09.ほろ酔い気分
10.Deep in My Heart
11.あなたの星

耳で聞き取ったものなので
表記や、そもそものタイトルが
間違っているかもしれません。

最後にアンコールを受けて
水野さんはヴォーカルのみ、
辻さんのサポートを受けて
「God Bless You」を演奏して終了でした。

お二人とも
とても還暦を過ぎているとは思えないくらい
迫力のある演奏で、
特に辻さんのヴィルトゥオーソなギターは
感涙ものでした。

70年代に作った通りのアレンジなのかどうか
分かりませんけど、
古さを感じさせず
(とはいえ、個人的には
 懐かしさを感じさせられた曲もありました。
 当方も、それなりにジジイなのでw)
対バンのアーティストやお客として来ていた
若い世代に、カッコいいと思わせるのは、
時代がめぐって古いものが新しく感じられる
ということでもありましょうし、
いいものは時代を超えて通用する
ということでもありましょうし、
やっぱり年季ということでもありましょう。

ちょいワルオヤジの魅力と
カレセンの飄々さとがない交ぜとなっていて
良いステージを観させていただきました。


ライブ終了後は打ち上げにも参加したのに
帰ってからも呑んだという夜でございました。

知香さん、岳人さん、
対バンのみなさん、スタッフのみなさん、
お疲れさまでした。

て、水野さんのライブがメインなのに
上のように書くのもヘンな話ですが
こちらは前田知香の応援がメインということで
ご了承くださいませ。m(_ _)m

何はともあれ、お疲れさまでした。
相変わらず長文、深謝です。