応援したくなるチーム | 若い奴らには負けたくない野球おやじ

若い奴らには負けたくない野球おやじ

まもなく50歳という年齢に到達する野球オヤジです。もう動きは昔のようにはいかなくなってますが、でも、若いものにはまだまだ気持ちでは絶対に負けたくありません!往年のアベレージヒッター!(ホームランバッターではありません (^^ゞ )

 素晴らしい『全員野球』でした!


 秋田県勢の初戦14連敗阻止を背負い、「まず1勝を」と

甲子園に臨んだ秋田代表・能代商は16日、延長12回の末、

如水館(広島)に2―3で惜敗した。目立った選手のいない

地元の野球少年が集まったチームは、甲子園で2勝をあげ、

ベスト8に迫る激闘ぶりを見せた。

 能代商の生徒数は約450人。能代市立校で、多くが市内

や隣接の郡部から通う。71人の野球部員も同じで、ベンチ

入りの18人は全員、地元中学の軟式野球部出身。有力選手

が集まってくるわけでもない。秋田商や金足農など能代市外

の有力校に進む選手がいる中で、地元に残った選手だ。

 その選手たちを奮い立たせたのは、昨夏の甲子園。25年

ぶりの出場にもかかわらず、初戦で鹿児島実に0―15で

大敗した。さらに、秋田代表の夏の大会初戦13連敗という

不名誉な記録まで背負ってしまった。

 この試合で最も屈辱を感じていたのが、今大会3試合を

すべて投げ抜いた保坂祐樹投手だ。5安打を浴び、2回途中

で降板していた。しかし、出場していた選手は5人残り、

「同じ甲子園で屈辱を晴らそう」を合言葉に、今夏の出場を

決めた。

 毎日の練習だけでなく、それまで、取材を受けるだけで

緊張していた選手たちに「(なまりのある)能代弁を恥ず

かしがるな。誇りに思って大声でしゃべれ」と工藤明監督

(35)は指示した。

 今大会。初戦で神村学園(鹿児島)、2回戦は英明(香川)

と、強豪校を破って2勝。そして、3回戦もベスト8目前

まで迫る堂々の試合を見せた。

 「私たちは田舎の普通の高校生のチーム。力では劣るかも

しれないが、みんなの勝とうという姿勢が2勝につながった

と思う。選手は本当によく頑張った」と工藤監督。保坂君は

試合後、「僕たちのチームにはホームランを50本打つ選手

も、150キロの直球で三振を取る投手もいません。だけど、

全員野球で勝ち上がってこられたのをみんなに見せられたのは

うれしい」と話した。

 少子化も進み、能代商は2013年度に地元の女子校・能代北

と合併予定だ。「NOSHO」のユニホームも来年が最後。

工藤監督は「もう一度、このユニホームで戻ってきたいですね」。

(17日 朝日新聞配信記事より)



 昨今、有力私立高校へ進むのが多い中で本当に地元に根付いた


球児達が思いをひとつにして甲子園へ勝ち上がってきたという事


はすごいことだと思います。


 すでに学校の統合が決定しているので今のユニフォームでは来年


が最後となるそうで、是非、もう一度来年、甲子園のグラウンドに


その勇姿を見せてもらいたいですね!


 さぁ、今日は準々決勝の残り2試合があります。


 私の注目は関東勢同士の一騎打ち!


 日大三対習志野


 春の関東大会では、習志野が大差で日大三に勝利。


 しかし、甲子園は何が起こるか最後まで分かりません。


 好ゲームを期待しています!