トミー・ラソーダ元監督も悲しんでいるでしょう。
アメリカ大リーグチームのロサンゼルス・ドジャースが球団経営
が悪化しているため、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)
の適用を申請した。
何故、球団経営がこんな事になったのかというと、現在のオーナー、
フランク・マーコットオーナーと元妻が球団資金を私的流用していた
からだ。財政難に陥ったドジャースに対し、大リーグ機構のセリグ・
コミッショナーは4月に機構の監督下に置いた。
また、最近はドジャースがアメリカテレビ局のFOXと結んだ総額
30億ドル(約2400億円)の放映権契約を私的流用に対する懸念
からコミッショナーが認可をしなかった。
ドジャースと言えば、大リーグへの道を開拓した野茂英雄が在籍して
いたのは有名である。野茂の大リーグでの活躍なくして、これほどまで
の日本人選手が大リーグでプレーする事は出来なかったであろう!
その道筋をつくってくれたのが、何をかくそう冒頭に名前をだした
トミー・ラソーダ元監督である。
野茂のあと、石井一久、木田優夫、中村紀洋、斎藤隆らが在籍し、
現在は元広島カープに在籍していた黒田博樹が在籍している。
一刻も早い『ドジャースブルーの血』が昔のように
戻る事を期待しているぞ!