岡前地神社古墳5(東かがわ市湊) 2024年4月17日
国道11号は白鳥を過ぎると湊川を渡り、大内中心部である三本松に入ります。
この湊川左岸流域南北に四つの古墳が連なっています。ひとまず三本松駅前の「ひとの駅さんぼんまつ」にお邪魔して、無料WIFIでルート確認すれば、香川県内で5番めに大きい前方後円墳「岡前地神社古墳」が至近1㎞にあると知り、早速11号を東に走ります。
第99回全国高等学校野球選手権大会ベスト8進出の三本松高校前を過ぎ東かがわ警察署交差点を右折すれば、左手に丘陵が現れる。 この山中に大きさ県内5番めの前方後円墳「岡前地神社古墳」が鎮座するとされます。上り坂に差し掛かったところで左斜めに下る細道がありややすれば変電所の広場がある。
そこで木材工場前を戻り、坂の途中の工場裏の空き地においでた
小父さんに古墳情報を訪ねれば、「古墳は聞かんなあ」とのこと。
しかしながら、鉄塔方面に延びる未舗装路を認めます。これは電力の管理路ではと当たりをつけ、ストック片手に歩き始める。
すぐに池の端に出まして、池のふちを右手に回り込み、鉄塔の下を送電線に従い尾根を昇れば前方の枝に何やら表示板らしきがブラさげてあります。
どうやら2016年の発掘調査の案内のようで、尾根伝いに90mの前方後円墳が認められ、現在地が後方部にあたるようです。
ここから尾根の東北方向に盛り上がる樹林が前方部のようです。
近づけば低い石積みの上には小祠が2基載っていて、その後ろ側の盛り上がりにはブルーシートがかけられているぞ。ここが主体部のトレンチ跡だろうか。おそらく竪穴式石室が眠っているのだろう。