ドラホ~ドラホ~~~
ドラゴンフリークの皆さんお待たせしました。
ヤクルトとの開幕3連戦で2敗1分けの〝最下位スタート〟と唯一白星のないドラゴンが、やっと目が覚めた。
細川成也25歳が本拠地開幕戦で今季1号サヨナラ本塁打を放ち開幕4試合目で今季初白星を挙げた。
延長11回、先頭で巨人5番手中川が投じた2球目のスライダーを左中間席に突き刺した。開幕から18打席連続無安打だった大砲についに一発が飛び出しました。
中田翔が本拠地初安打「みんなで勝った。細川が打ったというのもうれしいですね」と見かけによらず好人物かもしれない。
「バンテリン初戦でたくさんのファンの方が詰めかけてくれてましたし、最高のゲームがお見せできたのかなと思います」と立浪監督も笑顔。昨年はリードを許すとそのままズルズルといっていたが、「去年と今年は違うんですよ。やれることをやっていけば、今年は
十分戦っていけると思います。開幕から神宮でミスが出たり歯車がかみ合わなかったところもありましたけど、一つ勝ったので。今日から開幕のつもりで選手もわれわれもいた。最高の勝ち方で本拠地スタートできたかなと思います」と確かな手応えを感じている。
試合前も早出でフリー打撃をする細川成也を見守る立浪和義監督
この能天気な発言に確たる裏付けはあるのだろうか。
劇的な大逆転でようやく一つ勝っただけなのに、タイガーのお蔭で定位置最下位を早くも脱出。
とはいうものの、先発、小笠原慎之介が4回に先につかまり3失点打線も沈黙、この試合も敗戦濃厚、3連敗も覚悟した。
それでも慎之介は5,6,7回を完ぺきに抑えると、尻を叩かれた
打線も8回に同点に追いついた。
高橋周平、反撃ののろし上げるタイムリー「慎之介に気合を入れられた。チームの勝利に貢献できてよかった」
田中幹也は叫んだ「絶対に何とかしたかった」 劇的サヨナラ勝ち呼び込む同点打でドラゴンの流れは出来上がった。
リリーフ陣も150キロ台後半を連発して抑え込んだ11回裏、先頭の細川成也が2球目を仕留めた。
たった一つ勝っただけで妙な手応え。去年までは無抵抗のままで終わるか、奇跡的に追いついてもそこで終わりだったのに、なにか別のチームみたいな感じ。
第二戦は、大野雄大が一年ぶりの登板。現在3回までパーフェクトと快調。2回の裏に松浦開人の二点タイムリーで先制。4回表2対0とリード。なにがなんでも今夜勝たなあきまへん。
どうか昨夜が今年一番うれしい日になりませんように。