古墳巡礼・四国編 221 横地山古墳2 | ロック古典主義

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 横地山古墳2 (四国中央市三島公園内)2023年6月16日 

 

 擬木のフェンスに囲まれた円形広場の中心部は盛り上がり、一本 

の白い標柱が立ち「横地山古墳箱式石棺」と記されています。 

 墳頂部には石棺の破片と思しき数個の欠片が埋まるも、それ以上 

の遺物は何も見当たらない。形状からすると古墳時代後期の竪穴式 

石棺を載せる円墳のように見える。 

 ところが、傍らに立つ伊予三島市教委の説明板によると、墳丘は 

弥生時代後期の墳墓であるとされます。浅学の早とちり甚だしい。 

 この封土の中に2基の箱式石棺が並列構築されていたらしい。横地山古墳箱式石棺 : 四国観光スポットblog

 東側の1号石棺は長さ1.6 m幅42 cm深さ24 cm、西側の2号

石棺は長さ2 m幅50 cm深さ24 cm。墳丘には直径約7.5 m、高さ1 mの封土があり、周りには河原石を並べ周縁部を形成していた

らしい。 

 この説明板を撮影しようと裏側の斜面に回り込んだ時です。 転倒をして頭を打つ人(男性)のイラスト – フリーイラスト素材集 KuKuKeKe

 突然、左膝がカクンと膝折れして頭から斜面に倒れ込みました。 

 左膝に強烈な痛みが走り、頭への衝撃からか起き上がれない。 

 数分そのままにして落ち着いてから、斜面の下部にころがって

体を立て直し、ようやく立ち上がることができました。 

 膝の靭帯損傷から二月足らず。なんとか外出できるようになった 

ものの、まだまだ完治とは程遠い。もときた芝生ルートはグループ 

の前を通るので恥ずかしい。 

 駐車場までの急斜面をストックを突いて恐る恐る下りました。