百舌鳥古墳群27(大阪府堺市)2024年1月19日
本日は百舌鳥古墳群の筆頭大山陵古墳から巨大古墳を中心に責め
ましたが、残るいたすけ古墳と田出井山古墳は150m未満です。
まずは御廟山古墳から目と鼻の先、いたすけ古墳です。JR阪和線
沿いの3古墳と同様に西北西に並ぶ。御廟山からわずか200ⅿ足らず
「いたすけ公園」に到着です。
日頃の行いの賜物か、何とかお天気も持ってくれました。古墳の周りに作られた公園。あまり使われていないのかな? 踏まれてないとこがカチカチになっている。奥に見えるのは前方後円墳の墳丘。
それでも児童運動所のような公園には、子づれのお母さんなどが見受けられて、和やかなただずまいです。
これまでの巨大古墳とは打って変わり、樹木が伐採され芝生張りの斜面が素晴らしい。
あそこで「段ボール滑りしたら気持ちええたろな」など不謹慎にてあにはからんや手前には周濠ありて立ち入るべからず。 ところが前方部に廻ると様相が一変します。復元古墳かと思わせるような出で立ちから雑木や竹藪の生い茂る密林が拡がります。
この極端な面構えの変貌には。いたすけ古墳が辿った近代の因果なせめぎあいの結果だとされます。