ロック自叙伝 その166 1971 田舎 | ロック古典主義

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ジミヘンからプリンスまで
ロックミュージックの黄金時代を
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70年代古典ロックの物語をはじめ
卑弥呼の古代ロマンを求めて
古墳探訪の巡礼紀行などを
フレックスにお届けします。

 ロック自叙伝 その166 

 

 「気を付けて帰りぃよ。」と大学生が蔵本の駅で降りる時に声を 

掛けられて目が覚めた。小松島フェリー - JapaneseClass.jp  あれからどうやってフェリーに乗って小松島から汽車に乗り換えたのかさっぱり覚えていない。朝のホーム | GANREF  ホームにはもう朝陽が差し始めていて、笑顔で手を振る二人の姿が眩しかった。  

 二人が置いて行ったパンと牛乳で腹を起こした。

   会津ラーメンの牛乳屋食堂      

 それからもう俺は眠らなかった。そのまま眠りに落ち乗り過ごしたらそれは取り返しがつかない。 中学生自転車で坂を - YouTube

 何とか頑張って起きていて湯立ての駅で汽車を飛び降りて、駅前に預けてあった自転車に積んでいた制服に着替えて、そのまま学校へ直行した。 

敬愛中学校・敬愛高等学校: 授業の様子

 「大野!」大声に眼が覚めた。 

 「続き読んで。」なにがなんだかわけがわからない。周りの連中がニヤついている。多感な中学生は、嫌な言葉を聞き流す力が必要。 | 中学生がしておきたい30のこと | HappyLifeStyle

 後の小川さんが小声で「ここ読んで。」とプリントに丸マークして差し出してくれる。俺は慌てて立上り、「いまはむかし 竹取のおきなと いうものありけり・・・・・。」とその古文を読んだ。

竹取物語|日本古典文学全集・日本大百科全書・世界大百科事典・国史大辞典|ジャパンナレッジ

「そこまででええ。『ゆめのここちして』とはどうゆう意味や?」 

 「・・・・・。」 

居眠りをする男子中学生 写真素材 [ 2371617 ] - フォトライブラリー photolibrary

 なんとか始業時間には間に合ったものの、そのまま机に突っ伏して『ゆめのここちして』眠り込んでしまっていたのだ。 

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