八ッ塚古墳群5(松山市恵原町)2022年11月22日
八ッ塚古墳群は、小型の円墳や方墳が恵原集落の日常生活に溶け
込んだまさに「人墳一体」と化したアナザーワールドです。
4号墳は3号墳から西側の民家の北端に畑一枚を隔てて、傍らには
柿の木を載せ一列に並ぶ群集墳の中では一番小柄に見えます。
こちらも崩れかけていて判りづらいが、方墳とされ他と同じように大師像と柿の木を載せている。
ここからは、4つの塚が田畑の中のあぜ道に従って、一列に並んでいます。
5号墳は一回り大柄な円墳で高さも2ⅿ以上あり、10段ほどの急な
階段には手鎖が設えてある。狭い墳頂には大師像と柿の木の脇には椿を載せる。南の畑を隔てて幼稚園が建っている。
6号墳は5号から延びるあぜ道が傾斜する形で持ち上がった方墳と
されます。手前に小さなお地蔵さんが据えられ、墳頂は例のごとく立派な大師像が立ち、木立はない。
7号墳も6号から続くあぜ道から盛り上がる方墳ながら、墳丘変改
のため円墳とも見える。墳頂部には例のごとくお大師が祀られて、
足下には石室かと思われる石材が埋まっています。
怖い話をする場所↑
八ツ塚も8号墳を残すのみとなりましたが、田圃一枚挟んで7号で
あぜ道は途切れるため、ここで一端1号墳まで戻って車でグラウンド前に移動します。