ロック自叙伝 その143 1971 Chicago25 | ロック古典主義

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 ロック自叙伝 その143

 

 ハモンドB2が Bb/Ab でフェイドアウトし、5連でドラムフィルインする。スローなブラスファンファーレとともにピーターセテラのハイトーンボイスが続く"Fancy Colours"。 

  SERAFINセラフィン/MEFISTOFELEボーイト:歌劇「メフィストーフェレ」 L54C5076/8アナログレコード 詳細ページ    
 Bb/Ab                  Abmaj7 
 Going where the orange sun has never died 
 Bb/Ab                    Gm7 
 And your swirling marble eyes shine 
 C7+9 
 La   a  ghing 
 Gb         Fm9 
 Burning through the light (Burning through the light,  burning through the light) 
 Abmaj7   
 Bittersweet, the drops of life (Bittersweet, the drops of  life, bittersweet, the drops of life) 
 Bb/Ab        Csus4     C 
 Memories, only fading 

シカゴ ライブ 1971   に対する画像結果

 レコードとは違いVerseのボーカルリフレインをギターがカバーしている。「このほうがハマっとる。」ように感じる。 

 Chorusの中間に現れる|Gm C |Fm Bb |Ebm Ab |Dbm Gb 

のブラスアレンジはこの曲の聴かせどころだ。   

ロックバンド シカゴ 1970年 に対する画像結果 

 この曲を「シカゴのドラッグトリップ」と呼ぶのだそうだ。 

 ということは、彼らがこの曲を書いているときにドラッグを摂取 

していたストーナーの集まりだということだろうか。 

 それはただただ奇妙な、突然の曲展開のせいか。ワウワウギターとサイケデリックなホーンとフルートもそれに輪をかけている。 

 chicago band 1970 に対する画像結果 

 この曲は、その明るい感触のために、彼らのライブで定番の1つになってはいるが、俺は過小評価されていると思う。