ロック自叙伝 その143
ハモンドB2が Bb/Ab でフェイドアウトし、5連でドラムフィルインする。スローなブラスファンファーレとともにピーターセテラのハイトーンボイスが続く"Fancy Colours"。
Bb/Ab Abmaj7
Going where the orange sun has never died
Bb/Ab Gm7
And your swirling marble eyes shine
C7+9
La a ghing
Gb Fm9
Burning through the light (Burning through the light, burning through the light)
Abmaj7
Bittersweet, the drops of life (Bittersweet, the drops of life, bittersweet, the drops of life)
Bb/Ab Csus4 C
Memories, only fading
レコードとは違いVerseのボーカルリフレインをギターがカバーしている。「このほうがハマっとる。」ように感じる。
Chorusの中間に現れる|Gm C |Fm Bb |Ebm Ab |Dbm Gb
のブラスアレンジはこの曲の聴かせどころだ。
この曲を「シカゴのドラッグトリップ」と呼ぶのだそうだ。
ということは、彼らがこの曲を書いているときにドラッグを摂取
していたストーナーの集まりだということだろうか。
それはただただ奇妙な、突然の曲展開のせいか。ワウワウギターとサイケデリックなホーンとフルートもそれに輪をかけている。
この曲は、その明るい感触のために、彼らのライブで定番の1つになってはいるが、俺は過小評価されていると思う。