この記事を書き始めて、もう2週間。
情報が多くて・・・ やっと、纏まったので公開します。
2月末に行った、チャフコレクタの更新で、排気管の直径を75Φフレキ管 ⇒ 50Φスプレー直管へ細くしたことで、充分な排気風量が、得られていないことが、缶の中に溜まったチャフ(コーヒー豆の皮)の回収が極端に少なかったことで判明。
チャフが、「缶に溜まらない」≒「焙煎機の内部に残る」なので、一部は 焙煎機の下にある小さなチャフ受けに溜まるが、多くは 豆と一緒にドラムの中で焦げたり燃えるため、豆が焙煎されつつ”燻製”状態になり、焦げ臭さと苦みが強まると思われ、もっとチャフを缶の中に取り込めるようにしなければ・・・
”換気扇の風量を”弱” ⇒ ”強”にするか、パイプの排気口を拡げるかと考えた。
結局、パイプ排気口の拡大にまず取り組んだ次の焙煎日は、3/09でコレ。
アルミ管の排気口の拡大と言っても約10%ほどです
。(下記:拡張部分)
(剣道の面のような針金はそのまま残し、周囲を切って拡げた)
※写真の撮影確度で見え方が異なります!
結果は、期待したほどの効果なし!
追加対策を実行する間もなく、九州ツーリングを敢行となったため、中断!
九州ツーリングから帰還し、3/25の焙煎で試したのが排気管の先端(仮称:剣道の面)の周囲に厚紙を取り付け換気扇の空気の取り込みを塞ぎ、殆ど焙煎機からの排気だけを吸い込むようにして見た。
これで、焙煎機 ⇒ チャフコレクタから排出される排気の殆ど換気扇に吸い込まれるため、効果大。
ただ、焙煎機からの排気は、充分過ぎるほどだが、焙煎が終了して豆を排出した際に室内に放される煙が、キッチンからリビングまで家中 煙で霞む・・・(泣)
換気扇で室内喚起も同時に行えるようにしなければ、家中がスモークされ壁や天井が茶色くなってしまう。 ⇒ 大根ぶら下げて"いぶりがっこ”作ろうかな?(笑)
どれくらいが適正で、バランスが取れるのか?
思いつきの帽子の”つば”のような厚紙を見ていたら、昔 仕事で勉強した事例の記憶が蘇って来た。
そうだ、”フランジ” だっ!
【フランジ】例
↑
配管(パイプ)を繋ぐ時の継ぎ手として目にする円盤状のもの。
ネットのMicrosoftのAIチャットツール『Copilot』で”フランジ”の有効性について確認してみたところ、以下の回答。
ちゃんと「フランジ効果」なんて言葉まである。
朧気ながら思い出した”局所排気装置”(ドラフトチャンバー)の制御風速の計測に関連してフランジの効果を勉強したようなしなかったような?(35年以上前!)
さらに、こんなブログ記事も
と言うことで、厚紙のフタではなく”フランジ”の幅を20㎜~30㎜の幅に加工して、周辺の空気も大量に換気扇で排気できるよう修正した。(Cutしただけ)
今後は、フランジの材質変更と固定方法を検討すること。
それから、排気管の途中に設けた”ダンパー”での最適排気量の設定ですね。
今回は、これまで。
では、また。