先週(2/15)で、仕事に行かなくなったので、暇を持て余しています。(笑)
これから先、ずっとこんな生活になるのかと思ったら、”ゾッ”とした。
珈琲自家焙煎で、以前から気になっていた焙煎機のチャフコレクター(豆の皮を回収するペンキ缶)への排気の出入り口部分。(下の写真 □の部分)
焙煎機の導入直後(6年ほど前)、このチャフコレクターを自作したが、そろそろ更新の時期かなと思ってのこと。
ペンキ缶への排気入り口は、50㎜Φの配管(ヘアスプレイの缶)を使って、延長した先をアルミの蛇腹(フレキ)管で繋いで、ペンキ缶へ落とし込む流れ。
その後、ペンキ缶の中の仕切りを経て換気扇へ75㎜Φの蛇腹(フレキ)管で換気扇へ排気する形だが、フレキ菅の伸縮を繰り返し行うと伸縮部の金属疲労により、穴が空き、排気風量が低下して不安定になる。
さらに最終的な換気扇内部に細かなチャフが直接吸い込まれないよう不織布のフィルターも設置しているため、それが詰まるともっと排気風量が低下する。
そこで、排気量を一定に保ちつつ、フレキ管を使わない配管を考えてみた。
ペンキ缶も出来ればもっと高さのある容量も大きめにしたい。
《イメージ図》
【ペンキ缶比較】 左:現在の3ℓ缶と 右:新 4ℓ缶
取り敢えず入り口側の50㎜Φのフレキを置き換えることが優先です。
既に、蛇腹部に亀裂や穴あきが出ている。
⇒ 過去に、50㎜Φフレキは 1度、75㎜Φフレキは 3度の交換実績がある。
特に 50㎜Φフレキ管は、ホムセンでもネットでも見つからず、入手困難なため。
そして今回はペンキ缶のOUT側も75㎜Φ ⇒ 50㎜Φにする予定。
配管径が狭まることで、流速が早まり換気扇の風量設定も”弱”で良いだろうね。
ただ、手頃な50㎜Φのパイプが見つからないので、ヘアスプレーの缶を一年ほど溜め置いたので、それを繋いでパイプ配管を作成します。
これ! ご存じ、”育毛”ヘアスプレー
大体、2社の4製品ですが、すべて50㎜Φのアルミ製!
※T正製薬の缶は、K王製品に比べ材質が厚め(硬い)のため、鋏で切るのが、ちょっと大変でした。
今回、スプレー缶(管) 8本(約1年分)と隙間を埋める”耐火パテ”を準備。
スプレー缶の上下を穴を開けた後、万能はさみで切って ”缶” ⇒ ”管”へ
それから、管と管を接続するために、断面の0度と180度の位置にスリットを作って、差し込んで繋ぎます。接続する内部には、耐火パテを塗り、外周はアルミテープで封止します。
スリットどうしを差し込んで・・・
横方向にもスリット入れ、45度捻って抜け防止にしたいけど、そんな精度の高い加工をするのは、面倒&難しいため、諦めました。
これを6本繋いで、これ。(64㎝)
差し込む継ぎ手部分のオーバーラップ(30㎜)が、大き過ぎたか・・・
繋いでみたら、長さが足りないかも (;´д`)トホホ
それより問題は、接続部の”段差” そこにチャフが溜まるし、排気抵抗?にもなる。
まあ、ある程度は、仕方ないので、作業を進めます。
缶のフタに2か所、50㎜の丸を書き、その真ん中に穴を開け、そこから8分割で鋏を入れて、OUT側は外側(上)に向けて切断面を立ち上げます。
もう片側(IN側)は、缶の内側に向けて断面を押し下げる。
缶の上に立ち上げたOUT側には、このパイプを接続します。
パイプの端を広げて”フレア加工”(ドライバーの柄で叩いて)しました。
これを上から被せて
フタの裏側から
このパイプが、抜けたり位置ズレしないよう4か所に針金で縛りつけます。
同様にもう一つの穴(IN側)もパイプを外から中に向けて差し込んで針金で縛り付けます。アルミのリベットが良いのですが、道具が無いのでね。
こうなりました。
缶のフタに開けた穴の周りには、耐火パテをしっかりと盛って置きます。
今回は、これまで。
続きは、この次です。
では、また。