当時、昼休みに体育館で友達にムーブを見てもらっていたけど、
それは限られた友達だけだった。なんでかっていうと。。
・文化祭で、いきなり発表することで、お客さんに大きなインパクトを与えたかったし、
・ブレイクダンスというワードが珍しくて集客に繋がるんじゃないか?
・一発逆転!みたいな感じでかっこいい!
とも思ったし、
・その方がモテるんじゃないか!?
とも考えていた。
その考えは20%正解!
でも、トシの言う通り80%まちがっている。

・いきなり発表することで、自分の存在を知らなかったお客さん。自分がブレイクダンサーだったことを知らなかったお客さんには大きなインパクトを与えられる。
これについては正解!
・一発逆転!できる!
実際、ショウのあとすぐに、あまり仲の良くなかった女友達から「すごかったね!」って話しかけてくれた。
これについても正解!
・ブレイクダンスというワードだけでは、集客できない。ヒューマンビートボックスとDJというワードを追加しても同じ。①元々ブレイクダンスを少しでも知っていて、②さらに見てみたいという好奇心を抱いてくれる人
①、②を両方満たすひとのみが来てくれるだけ。
結局、集客ができなければ、一発逆転できないし、インパクトを与えられる相手もいない。好きな子も来ない。
トシの
「もっとたくさんの同じ学年のひとに、見てもらえ!
自分のムーブを沢山の人とシェアしろ!」
って考え方は、一番重要な集客につながるんだ。
恋だって、文化祭の一回だけかっこよかっただけでは
なにも始まらない。
いつもかっこいい。いつもおもしろい。いつもさわやか。
いつも好印象をもってもらうことで、意識してもらえるし、キャラクターが決定されるから
話しかけやすい!!
「今」の連続が「未来」になる。
ダンスも同じで、
いつも体育の隙間時間に、さりげなくみんなの前で踊ってみる。
全力の本気ムーブじゃなくていい。
笑いを取り入れたムーブ、マイケルジャクソンのモノマネムーブとかみんなが興味もしそうなムーブを、しれ~っとやる。
すると、それを見た人は、ダンスにも興味を持つだろうし、そのダンスを踊った人に興味を持つようになる。
だから、その人が、「文化祭でショウをやる!」
ってなったら見に来てくれるよね!!
とにかく、ダンスに興味をもってもらう!って意識ではなくて、
ダンスを踊っている自分に興味をもってもらう!!
って意識が大事だって感じたんだ。
訪問販売のセールスマンと同じ。
商品を売るのではなくて、自分を売る。
Apple社と同じ。
商品を売るのではなくて、よりよい未来を売っている。
ちなみに。。。。
自分がやった笑いを取り入れたムーブの中で
一番ウケたのは、
「ムーンウォークで、テスト返却を先生から受け取りに行く」ムーブ
次回もブレイクダンス奮闘記!
おそらく、つぎで最終回!!
ではでは、、
