前回では、
文化祭で行うムーブ中に
パワームーブを戦略的に取り入れないことを決断した。
パワームーブ習得にかかる時間を
・身体全体を意識した、音の取り方。
・20分の舞台でお客さんが、飽きない舞台構成の考案(曲構成とか)
・ライティング
・仲間の募集
・舞台全体を使う踊り方
に費やした。
仲間を募集した結果、
最強の助っ人をゲットした!!
どうやって募集したかというと、
具体的には、
掲示板に張り紙をした。とか、
暇そうなやつを誘った。とか、
興味があるやつならだれでもいい。とか、
じゃないんだ。
すでに、ショーで使えるスキルを持っていて、
できれば、活動経験のあるやつを、自分から探しにいって、オファーした。
本気で、文化祭のショーを成功させたかったし、20分を一人で、
しかもブレイクダンスのみで、お客さんを満足させるのは不可能。。。
だから、2~3人のグループで、かつ少数先鋭なものにしたかった。
あまり人数がいすぎると、各個人でモチベーションに差があるから、練習に来ないやつも出てきて、士気が落ちてしまう。
友達に聞いて回って、
ひとり、自分のニーズを満たす人物を探し出すことができた。
彼の名前はトシ。
彼のスキルはヒューマンビートボックスだった!
DJにも興味があるらしく、
ブレイクダンスとコラボレーションするには最適な人物だった。
さらに、学年300人いたが、その中でも結構人気な人物だったので、文化祭でショウをしたら
彼のお客さんがたくさん見に来てくれるだろう。
という可能性の大きなヤツだった!
即効、オファーして、
二つ返事で、コンビになってくれた。
その日の昼休みには、
体育館で、ヒューマンビートボックスに即興で
踊ってみたり、ムーブの意見をもらったりと、すぐに意気投合した。
トシからもらった意見のなかで一番、当時の自分にとって衝撃的だったものが
ひとつある。
「もっとたくさんの同じ学年のひとに、見てもらえ!
自分のムーブを沢山の人とシェアしろ!」
こんなにスマートな文章ではなかったけど、トシの言いたかったことを要約すると
そんな感じ。
当時、昼休みに体育館で友達にムーブを見てもらっていたけど、
それは限られた友達だけだった。
・文化祭で、いきなり発表することで、お客さんに大きなインパクトを与えたかったし、
・ブレイクダンスというワードが珍しくて集客に繋がるんじゃないか?
・一発逆転!みたいな感じでかっこいい!
とも思ったし、
・その方がモテるんじゃないか!?

とも考えていた。
その考えは20%正解!

でも、トシの言う通り80%まちがっている。

どういうことか。
は、次回!
ではでは、
